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通勤時間と読書の雑感

僕は通勤にドアtoドアで90分程度掛けている。常識的に言えば長距離通勤者だ。一人暮らしなのでマンションを売るか貸すか、でその賃料で借りれる範囲のマンション・アパートを探すことが普通は時間の節約になる。

ところが転居は常に頭の片隅にあるのだけれど実現できていない。独身で3LDK(3DK)を狭いLDKを広いLDKとして2LDKみたいにして使っている。1室は物置だ。掃除が大変だ、掃除機と風呂掃除とトイレ掃除とシーツなどの洗濯で約半日。窓やベランダを掃除しようものなら一日仕事になる。

駅近のマンションなので割と高値で直ぐに売れるようだ、賃貸の方はよく分からないが相場では結構高く、借り換えは可能みたい。でも決断が着かない。

理由は使用駅が始発駅で行きも帰りも始発電車を利用できること。朝はうとうと寝ればいいし、帰りは読書タイム。1日1時間弱の読書タイムが確保されているということだ。というより僕は電車でしか本を読まない、なので通勤時間を取り上げると読書しなくなってしまう可能性が高い。出張時も読書タイム、なので出張は嫌いではない。ちなみに持ち運びに難がある理由でハードカバーは読まない、文庫かせいぜい新書まで。最近のベストセラーである「正義の話を~」みたいな典型的なハードカバーは絶対に読まない。新書より大きいサイズの「もしドラ」や「謎解きは~」は文庫化されなければ読む気はない。親が置いていった1Q84とかブックオフで買ったハリポタとかゴーン氏の著書は置いてあるがやはり読まない。

転居は僕の読書時間を奪う行為なのだ。往復3時間の通勤時間が往復1時間になって、毎日2時間読書をするかというとまぁ疑問なわけだ。

時間当たりの効用を考えるとどう考えても馬鹿馬鹿しいのだが、結構重要な問題である。

 

 

追記)職場に早く帰ることへの反感した空気は無いのだけれど、「家が遠いから早く帰る」という名目は多少なりともあるのは事実。また職場近場に住んでいる若者コミュニティに参加しなくていいというのもある。

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