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コンパニオン

またリサイクルネタです。
エコプロダクツ2006に行ってきました。モーターショーレベルは期待していませんでしたがもうちょっとかわいいオネーサンがいると熱が入るのに。
エネルギー屋さんはレースクイーンばりの衣装で期待をしたのですが。。。

「環境にやさしい」ってフレーズはなんでもありだなと勉強になりました。
言葉の持つ偉大さ(いい加減さ)に感動しました。

閑話休題
以前のエントリーに挙げたのであるが、「プラごみ」の定義が判りにくい。
プラならプラごみに入れればいいかと思うがそうではない。
プラごみは「包装容器」に用いられたプラスティックを集める手段なのだ。だから素材がプラごみと同一であってもそのものが商品の場合は収集対象にならない。たとえばバケツなど。

なぜか。「プラごみ」の多くは容器だ。PETボトル、発泡トレイ、ポリ袋など。これを減らす目的で制定されたのが容器リサイクル法(以下容リ法)だ。以前のエントリーにも載せたが新聞、ダンボール、缶はこの法の対象外、法を制定しなくても経済的にまわっているから。容リ法は「経済的に無理な資源を無理やりリサイクルに廻す」法律なので費用がかかる。なぜ無理やりリサイクルするかというとごみ処理場がいっぱいだからだ。プラごみは助燃材になるのだが容量がかさばる上、CO2排出低下という大義名分のもとに施行されている。
容器はこの費用をonして税金(本当は税金ではないが義務費用)を払っている。しかしプラ全体が税金を払っているわけではないので、収集コスト負担の自治体は容器しか収集したくない。

そういうわけで「プラ」を収集するのではなく、「容器のプラ」を自治体は収集するのである。

だったらプラの使用に対して全部税金をかけるか全部使用禁止にしたらいいのに。
容器プラだけ収集して他は収集しないのであればリサイクルを市民に根付かせるのに逆教育ではないだろうか。

もういっちょ話題を
生分解性プラ、バイオマスプラ(短いサイクルで作っているプラ:とうもろこしを生産してプラにして燃やして排気→一年でのCO2バランスは±0)は容リ法ではプラ扱い。
バイオマスプラを生分解性プラというとポイ捨てが増えるかもしれないので(ポイ捨てでは生分解しません、コンポストに入れないと分解しません)生分解という単語は減るかも。
一方、技術的にはバイオプラだけでの容器は性能が低いため、石油由来のプラとマトリックス(複合)で使用した方がトータル使用量、コストの面では合理的な可能性が高い。CO2排出責任は石油由来プラだけ負えば、バイオマスプラを使用するインセンティブが働く。

でもバイオマスプラもプラ(税金がかかる)。マトリックス製品は生分解性は失われている。
それでは普及が進まないのでは?

環境マニアさん、取り上げないの?
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なべつね

渡辺恒雄って誰?って感じだったのだ。巨人の偉そうな人ってイメージしかなかった。そもそも昔は株式を買い占められたら報道の自主性を失われるということで株式非公開が普通だった。(調子こいたフジテレビは株式公開クーデターで足元すくわれたのは記憶に新しいね)
で、渡辺恒雄ってオーナー?でも正力氏だよなぁ、オーナーは。

という疑問を解消してくれそうなのが日経の「私の履歴書」。予想に反して面白い。’70はガキだった私にとって政界の暴露が「いいの?」って感じなのだ。
もっとも私は政治には疎いので「そんなの常識」かもしれないのだが。
大野伴睦って岐阜羽島駅に銅像が建ってて浦佐駅みたいに無理やり駅を造ったっていうイメージしかなかったのだが、めちゃくちゃ面白い。60~70年代の政治史を改めて勉強したくなる面白さ。
何故渡辺氏が権力を持つようになったのかに展開されると面白いのであるがそうはいかないんだろうな。
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