いよいよ本番。すっごいイイ天気だ!
初めてオペラ出演を経験される田辺のみなさまが練習を重ねてこられたベースにソリストさんたちとオケと我々が加わって、この2日間で集中して仕上げたものの真価が問われるのだ。昨日のGP後のダメ出しで指摘されたことをもう一度見返した後、ホテルを出る。
紀伊田辺駅近辺のあちこちにこのポスターが貼ってある。超満員のお客様に是非喜んでいただかなくては。
相当に余裕を持って会場入りして、まずは小道具のチェック。
いつもお世話になっているエスカミーリョ役の先生が田辺市のご出身で、今回はまさに故郷に錦をかざられる公演。応援の花輪に込められた思いが我々の気持ちをさらに引き締める。
若い合唱指揮の先生が、直前練習で、粋な指導をしてくださる。リハーサル用に使った小ホールで、みんなで歩きながら挨拶をしながら発声練習をする・・・これはとてもよかったと思う。本番前の身体がほぐれるし、オペラでは動きながら歌うのであるから、とても自然だ。
☆ ☆ ☆
いよいよ開演。田辺の合唱の皆さんはオペラ出演が初めての方ばかり。私自身もそんなに舞台慣れしているわけではないし、何よりもこんな大人数で舞台を踏んだことはない。
大人数なりの難しさ(舞台への出はけに時間がかかる、舞台上に人が多いので指揮が見えづらい時がある等)というのを、練習中は痛感したが、いざ本番となると、一人一人が練習中より頑張ることで、ものすごいエネルギーが出るということを目の当たりにし、非常に感動的だった。指揮の見えづらさも、合唱指揮の先生が上の方でペンライトを振ってくださることで、かなり解消され、安心して歌と演技に専念できた。
皆様初めてとは思えない演技のうまさ。とても自然にこなしておられる。歌の合間で笑うシーンとかお上手。そこは関西人だから・・ってどなたかがおっしゃっていた。そして、子供達がまたすごい。元気なのに音程もちゃんとコントロールされていて演技も上手い。
そして、地元田辺のご出身のエスカミーリョさんが登場されるシーンでは、「こんなに盛り上がっていいのか」と思うほど盛り上がり・・、ここでオペラが出来て本当に良かったなと思った。
今回出演してくださったソリストの皆さまは、本当にかっこよく素敵な方ばかり。カルメンさんは裏方仕事をする我々にいつもねぎらいの言葉をかけてくださった。劇中で子供達と楽しそうに戯れるズニガさん・・・長髪の男の人を見たことがない子供達に最初おばさんだと思われたとか。ダンカイロさんには本当に親分の雰囲気が漂っていて、この方を目にすると、自分もちゃんとワルの一味になっている気分を楽しめた。
第4幕の闘牛場のシーンには「長官様だ~(Place! place! place au Seigneur Alcade!)」の歌詞のところで、本物の田辺市長様に舞台を歩いていただくというサプライズ演出があったが、客席のみならず舞台上でも、「わ~ん、市長さんや~ん!」という感極まった声も出て、大いに盛り上がった。
というところで、3時間の演目のどこを切り取っても、見どころ満載のよい舞台になった。お客様に喜んでいただいている手ごたえをひしと感じながら演じ切った。
舞台が終わった後のレセプションでも大盛り上がり。様々な方に支えられてこの公演が実現したことをあらためて実感。
最後に田辺のみなさんが「viva viva~!」と歌いながら我々を送り出してくださったのにはとても感激した。またこのメンバーを核に、田辺で市民参加のオペラが出来たらいいなぁ~そして可能であれば我々もまた参加したいなぁ~と思いながら、紀南文化会館を後にした。
初めてオペラ出演を経験される田辺のみなさまが練習を重ねてこられたベースにソリストさんたちとオケと我々が加わって、この2日間で集中して仕上げたものの真価が問われるのだ。昨日のGP後のダメ出しで指摘されたことをもう一度見返した後、ホテルを出る。
紀伊田辺駅近辺のあちこちにこのポスターが貼ってある。超満員のお客様に是非喜んでいただかなくては。
相当に余裕を持って会場入りして、まずは小道具のチェック。
いつもお世話になっているエスカミーリョ役の先生が田辺市のご出身で、今回はまさに故郷に錦をかざられる公演。応援の花輪に込められた思いが我々の気持ちをさらに引き締める。
若い合唱指揮の先生が、直前練習で、粋な指導をしてくださる。リハーサル用に使った小ホールで、みんなで歩きながら挨拶をしながら発声練習をする・・・これはとてもよかったと思う。本番前の身体がほぐれるし、オペラでは動きながら歌うのであるから、とても自然だ。
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いよいよ開演。田辺の合唱の皆さんはオペラ出演が初めての方ばかり。私自身もそんなに舞台慣れしているわけではないし、何よりもこんな大人数で舞台を踏んだことはない。
大人数なりの難しさ(舞台への出はけに時間がかかる、舞台上に人が多いので指揮が見えづらい時がある等)というのを、練習中は痛感したが、いざ本番となると、一人一人が練習中より頑張ることで、ものすごいエネルギーが出るということを目の当たりにし、非常に感動的だった。指揮の見えづらさも、合唱指揮の先生が上の方でペンライトを振ってくださることで、かなり解消され、安心して歌と演技に専念できた。
皆様初めてとは思えない演技のうまさ。とても自然にこなしておられる。歌の合間で笑うシーンとかお上手。そこは関西人だから・・ってどなたかがおっしゃっていた。そして、子供達がまたすごい。元気なのに音程もちゃんとコントロールされていて演技も上手い。
そして、地元田辺のご出身のエスカミーリョさんが登場されるシーンでは、「こんなに盛り上がっていいのか」と思うほど盛り上がり・・、ここでオペラが出来て本当に良かったなと思った。
今回出演してくださったソリストの皆さまは、本当にかっこよく素敵な方ばかり。カルメンさんは裏方仕事をする我々にいつもねぎらいの言葉をかけてくださった。劇中で子供達と楽しそうに戯れるズニガさん・・・長髪の男の人を見たことがない子供達に最初おばさんだと思われたとか。ダンカイロさんには本当に親分の雰囲気が漂っていて、この方を目にすると、自分もちゃんとワルの一味になっている気分を楽しめた。
第4幕の闘牛場のシーンには「長官様だ~(Place! place! place au Seigneur Alcade!)」の歌詞のところで、本物の田辺市長様に舞台を歩いていただくというサプライズ演出があったが、客席のみならず舞台上でも、「わ~ん、市長さんや~ん!」という感極まった声も出て、大いに盛り上がった。
というところで、3時間の演目のどこを切り取っても、見どころ満載のよい舞台になった。お客様に喜んでいただいている手ごたえをひしと感じながら演じ切った。
舞台が終わった後のレセプションでも大盛り上がり。様々な方に支えられてこの公演が実現したことをあらためて実感。
最後に田辺のみなさんが「viva viva~!」と歌いながら我々を送り出してくださったのにはとても感激した。またこのメンバーを核に、田辺で市民参加のオペラが出来たらいいなぁ~そして可能であれば我々もまた参加したいなぁ~と思いながら、紀南文化会館を後にした。