さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

紀伊田辺・カルメン本番

2017-08-27 23:29:36 | ただの日記
いよいよ本番。すっごいイイ天気だ! 

初めてオペラ出演を経験される田辺のみなさまが練習を重ねてこられたベースにソリストさんたちとオケと我々が加わって、この2日間で集中して仕上げたものの真価が問われるのだ。昨日のGP後のダメ出しで指摘されたことをもう一度見返した後、ホテルを出る。


紀伊田辺駅近辺のあちこちにこのポスターが貼ってある。超満員のお客様に是非喜んでいただかなくては。


相当に余裕を持って会場入りして、まずは小道具のチェック。


いつもお世話になっているエスカミーリョ役の先生が田辺市のご出身で、今回はまさに故郷に錦をかざられる公演。応援の花輪に込められた思いが我々の気持ちをさらに引き締める。

若い合唱指揮の先生が、直前練習で、粋な指導をしてくださる。リハーサル用に使った小ホールで、みんなで歩きながら挨拶をしながら発声練習をする・・・これはとてもよかったと思う。本番前の身体がほぐれるし、オペラでは動きながら歌うのであるから、とても自然だ。


☆ ☆ ☆ 


いよいよ開演。田辺の合唱の皆さんはオペラ出演が初めての方ばかり。私自身もそんなに舞台慣れしているわけではないし、何よりもこんな大人数で舞台を踏んだことはない。

大人数なりの難しさ(舞台への出はけに時間がかかる、舞台上に人が多いので指揮が見えづらい時がある等)というのを、練習中は痛感したが、いざ本番となると、一人一人が練習中より頑張ることで、ものすごいエネルギーが出るということを目の当たりにし、非常に感動的だった。指揮の見えづらさも、合唱指揮の先生が上の方でペンライトを振ってくださることで、かなり解消され、安心して歌と演技に専念できた。

皆様初めてとは思えない演技のうまさ。とても自然にこなしておられる。歌の合間で笑うシーンとかお上手。そこは関西人だから・・ってどなたかがおっしゃっていた。そして、子供達がまたすごい。元気なのに音程もちゃんとコントロールされていて演技も上手い。

そして、地元田辺のご出身のエスカミーリョさんが登場されるシーンでは、「こんなに盛り上がっていいのか」と思うほど盛り上がり・・、ここでオペラが出来て本当に良かったなと思った。

今回出演してくださったソリストの皆さまは、本当にかっこよく素敵な方ばかり。カルメンさんは裏方仕事をする我々にいつもねぎらいの言葉をかけてくださった。劇中で子供達と楽しそうに戯れるズニガさん・・・長髪の男の人を見たことがない子供達に最初おばさんだと思われたとか。ダンカイロさんには本当に親分の雰囲気が漂っていて、この方を目にすると、自分もちゃんとワルの一味になっている気分を楽しめた。

第4幕の闘牛場のシーンには「長官様だ~(Place! place! place au Seigneur Alcade!)」の歌詞のところで、本物の田辺市長様に舞台を歩いていただくというサプライズ演出があったが、客席のみならず舞台上でも、「わ~ん、市長さんや~ん!」という感極まった声も出て、大いに盛り上がった。

というところで、3時間の演目のどこを切り取っても、見どころ満載のよい舞台になった。お客様に喜んでいただいている手ごたえをひしと感じながら演じ切った。

舞台が終わった後のレセプションでも大盛り上がり。様々な方に支えられてこの公演が実現したことをあらためて実感。

最後に田辺のみなさんが「viva viva~!」と歌いながら我々を送り出してくださったのにはとても感激した。またこのメンバーを核に、田辺で市民参加のオペラが出来たらいいなぁ~そして可能であれば我々もまた参加したいなぁ~と思いながら、紀南文化会館を後にした。

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紀伊田辺2日目

2017-08-26 23:46:13 | ただの日記
今日もいい天気で暑い。

昨夜からこんなホテルに泊まっている。前夜が夜行だったけど、昨夜よく眠れたのでちゃんと取り戻した感じ。


ホテルで朝食をとったが、こんな風に古き良きアメリカのグッズで溢れていて面白かった。


特にこれとかそそられるね。


部屋から外を見ると、何となく懐かしい風景が広がっている。

今日は朝から夜の9時まで、裏方仕事と練習、ゲネプロと反省会、と言うふうに慌ただしく、あっという間に、1日が終わった。

でも、実り多き1日だった。ソリストさん達の衣装も、先日の東京組だけでの公開リハーサルの時よりも本格的でとっても素敵。

明日天気でありますように。そして、今日苦労したことが実りますように。

コメント (1)
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特急くろしお289系で紀伊田辺へ。

2017-08-25 23:06:08 | 鉄への道?
本当は集合1時間前に行こうと思ってたのに、切符売り場が混んでてギリギリの時間の特急になってしまった。


でも、東京から参加している合唱団員の何人かと一緒になり、心強かった。


さて、初めての紀伊田辺駅。


向こうの方に私が大好きな和歌山色の車両が見えるね。コバルトブルーよりも若干青の方が強い、微妙な色遣いが好き。本当は同じ黒潮でも283系のオーシャンアローにいつか乗りたいんだけどね。


駅を出たらずっと商店街。


懐かしいポストもある。
今日はめちゃくちゃいい天気。和歌山駅で一度着替えたんだけど、練習場に着く前にまた汗でびしょびしょになっちゃった。


紀南文化会館に着く。


本番は大ホールでやるけれども、今日は小ホールで3時から9時までみっちりお稽古。


小ホールとはいえ、床面がこんなに広く使えるところで立ち稽古できて素晴らしい。田辺市で練習を重ねてこられた皆さん70名の方に合流して、音楽も重厚になりとってもいい感じ。

地元の新聞にも見開き2ページで採り上げていただき、当日の客席は満席だとか。他の合唱団に合流して練習するのは初めてで、なかなか慣れないところもあるけれども頑張らなくちゃ。

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和歌山城

2017-08-25 13:01:55 | 日本100名城巡り
和歌山駅前で軽く朝食を済ますと、バスで和歌山城へ。つまり紀伊田辺集合前の時間を使って観光をしているわけである。そのために夜行で来たんだけどね。

和歌山城はいわゆる徳川御三家の紀州家の城であるが、もともとは秀吉の弟、秀長が築城を開始し、藤堂高虎らが普請奉行を務めた。関ヶ原後には浅野幸長が入り、大拡張され、その後家康の十男の頼宣が入封し、紀州家の城となったのである。

ここの天守は、大小連なった、見ごたえのある連立天守。明治の廃城令は免れたが、戦災で焼かれてしまったので、残念ながらコンクリート造りで再建されたものである。

しかし、ここのところ城址を見ることが多かったので、再建されたものとはいえ、建物と石垣が揃った姿のお城を目のあたりにすると、やはりとっても嬉しいのである。


バス停を降りたらすぐに大手門。とても観光しやすい位置にある。


この地は上から見ると虎が伏したような形に見えるとかで、虎伏山といわれるそうだが、そこから取って、伏した虎の像があったりする。そう言われなければ虎に見えないのであるが。


またここは三つの時代に渡り大改修されているので、石垣の積み方も三種類。


もっとも古い、野面積みのところ、



やや加工してから積んでいる打ち込み接ぎのところ、


ぴったりと精密に積んである切り込み接ぎのところの三種類あり、目を楽しませてくれる。


この見ごたえのある階段をのぼって、天守へ。


のぼってしまうと大天守と小天守を同時にカメラに収めるのは大変で、iPhoneのパノラマで撮ってみたが、途中どうしても曲がってしまう。


大小天守をつなぐ回廊の中は中庭のようになっている。


天守の中は展示館になっていたが、結構面白かった。


鎧は見ごたえあるし、


陣羽織も素敵だし、


うまづら…じゃなくて、「ばめん」だ。


この展示されている一番下の金棒の


重さを体験できるコーナーもあった。持つには持てるが振り回したら2〜3回で疲れるのではないかと思った。


采配の実物も初めて見た。あまり風になびかなそう。


これはちょっと涙を誘うかな。


これは明治のものだが、郵便を配達する人はピストルをもってよかったんだね。


天守閣からの眺めもなかなかよい。


これは本来の和歌山城の姿の模型だ。


ということでスタンプもGET。

いつの間にか、夜行バスであまり眠れなかったことなんて、忘れてた。お城って本当にいいですね。


わかやま歴史館というのにも足を伸ばしてみたが、超感激したのが、これ。


いや〜いいね、何通りにも押せる印鑑。ぜひレプリカを売り出して欲しいよ。

さて、和歌山駅に戻ってきて、昼食をとったら、切符売り場がめちゃ混みで予定した電車に乗れなかった。あ〜あ。ということて、1時間後の特急に乗ることに。合唱の集合にはまだ間に合うからまだいいんだけど。



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和歌山着

2017-08-25 09:29:07 | ただの日記
結局あまり寝られんかったな。お尻と首が痛い。首が猛烈に横に曲がって、痛くてたまらなくなったところで目がさめる…の連続。次に夜行バスに乗るときは首対策を考えなくちゃ。

バスは40分ほど遅れて和歌山着。途中事故車で渋滞したところがあったんだって。全然知らなかったということは、ちゃんと寝てたんだろうか。


で、和歌山駅前。あ、紀陽銀行があるな。土地勘ないから全然わからん。車中めんどくさくてトイレに行かなかったことを後悔する。


駅でトイレに行って、コインロッカーに大荷物預けて、軽く朝食。

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30年ぶりの夜行バス

2017-08-24 22:06:51 | ただの日記
紀伊田辺にどうやって行くかは、各自それぞれでよいとのことで、私は行きは夜行バス、帰りはLCCにすることにした。だって夜行バスやLCCの値段見てから新幹線や普通の飛行機の値段を見ると、あまりに違うんですもの。

夜行バスって、実は乗るの30年ぶり。大学時代に剣道部同期とスキーに行った時に乗ったのが最初で最後だったわね。

西船橋から東京、横浜経由、和歌山に行く便を予約していたが、バス停の場所が分かりにくくて焦った。西船橋駅南口のローソン向かいだって言うから安心してたけど、駅をでたらローソンの影も形もない。あわててsiriで最寄りのローソンを位置をスマホに呼び出して、間に合った!


相当大荷物だったけど、荷物の大きさ・重量制限もクリア。


席が3列になってて、カーテンを引けば半閉鎖空間。西船橋から乗った人はすくないけど、これから満席になるんだって。


毛布もあるし、


充電もできる。やった。

私みたいにバチバチ写真撮ってる人なんていないから、みんな旅慣れてるのかな?


さ〜て、どのくらい眠れるかな?

時間はたっぷりあるけど、興奮して眠れないかも。


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留守中対策

2017-08-24 21:36:04 | やさしい園芸
さて、これから夜行で和歌山へ向かう。

留守中の水やりのためにこんなのを通販で買っておいた。

まずは普段以上にたっぷり水をやる。


しばらく置いてから、プランターに「水やり当番」。ペットボトルの中にいれる管がコイル状に丸まってしまい、底まで届かないので、竹串にくくりつけて無理やり底へ。竹串ごと上がってこないように、ペットボトルの蓋でストッパーを作る。こうしてプランターは左右二個セットした。


青じそとバジルは室内に避難させまずは、たらいのような容器に水を張った。そして土の上から「水やり楽だぞう」を這わせる。


ということで、留守中なんとか持ちこたえてくれたまえ、ペットボトル君たち。

しばらくしてみると「水やり楽だぞう」の水の減りがやたら早いことに気づく。やばいな、かえってたらいから水が溢れる危険あり。


と、いうことで、鉢のまわりにやたらタオルをセット。

どうなるか心配だけど、とりあえずGO!

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いきものってすごいなぁ

2017-08-23 22:26:37 | やさしい園芸
今日は予告通り、水耕栽培の水の入れ替えとオクラへの肥料投入。

そのオクラだが、

上部のハートみたいに見えるところが、本葉なのだが、これ(↑)が今日の本葉で、


この双葉の真ん中にちょこっと出た芽のようにしか見えない昨日の本葉(↑)と比べると、一日でこんなに大きくなるものかとびっくりさせられる。

さらにびっくりしたのがこれ。ペットボトル内の藻の繁殖をおさえるため、ペットボトルカバーで遮光しているのであるが、ペットボトルカバーを取ってみたら、

根がこんなに成長していて、すげーの一言しか言えない。

こんだけ根が張ってるから、茎が丈夫なんだね。

水替えも根を傷めないようにしなきゃいけないね。


とりあえず、芽や根の生えている培養スポンジ部分をペットボトルからはずし、ハイポネックスを投入。


ハイポネックスって実家にも常にあったのであるが、いままで満足に見たことがない。

窒素やリン酸、カリがはいっているのね。ま、肥料なんだから当然だけど。


これを付属のスプーンすりきれ1杯だけペットボトル内の新しい水の中に投入し、よく溶かす。

とりあえず今回はオクラの分だけ肥料を投入。


小ネギの分は、どれが本葉だかわからないし、オクラほど根が育っていないので、とりあえず今回は水替えだけにしといs


それにしてもである。青じそって、私が夜帰ってくると、こんな風に葉っぱを下に下げているので、私は最初、シソって夜になるとオジギソウみたいに葉っぱの角度を変えるものだと思っていた。しかし最近は違うと思っている。私が夜8時~9時ごろ水をたっぷりあげると、真夜中の12時頃にはしゃんとして、葉っぱが地面に水平になっているのだ。

ってことは、日中に水を吸い上げ過ぎて、水不足になっているのかもしれない。毎日朝晩丁寧に水をやっていてもこうなのである。ましてや明日の夜からの紀伊田辺行きで、3日半水やりが出来ない中、ちゃんと耐えてもらえるのか心配。(一応留守中の水やりグッズとか、鉢を漬け込める大き目の器などは買ってきているのだが。)

また、おそらくバジル目当てだろう・・・またコガネムシが来ていて、私が窓を開けた隙に家の中に入ってきてしまった。コガネムシごときでビビッてはいけないのだろうが、家に入ってきたおかげてバジルは守られたが、ずっと家の中にいていただくわけにもいかず、また天国送りにした。

生き物を育てるということは、一方で別の生き物を殺さねばならぬことがあること、戦いであることをあらためて自覚する。私は独身だし子供もいないから、せめて草木を育てることでそれを体験しているわけであるが、子供を育てている人はさぞかし毎日が戦いであろう。特に母は強くなるわけであるな。


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【読書録】騎士団長殺し

2017-08-23 00:51:29 | 読書録
村上春樹 著/新潮社

ま、読解力に乏しい私に言う資格はないのかもしれないが、思わせぶりなものがいっぱい出てきてほとんどが未解決・未解明に終わってしまうので、あたかも構成のしっかりしていないファンタジーを読んでいるような気分であり、読後感は極めて悪い。私はあまり歴史小説以外の小説を読む人間ではないが、今まで読んだ小説の中で、読み終わった後「時間を返せ」と思ったのは生まれて初めてかもしれない。

「騎士団長殺し」という題名を見た時、真っ先に思い浮かんだのはドン・ジョヴァンニであった。読んでみると果たしてドン・ジョヴァンニに出て来る騎士長のことを騎士団長と言っている。ただドン・ジョヴァンニについては、登場人物を借用しているだけであって、オペラの筋とはほとんど全く関係ない。音楽について何ヵ所かひけらかしの文章が登場するが、それはあくまでもひけらかしであって、あまり見識の高さや音楽・オペラへの愛情が感じられない。

ドン・ジョヴァンニの登場人物が飛鳥時代の服装を着ている理由も結局分からずじまい。ただ、私は中2の頃、モーツァルトと飛鳥時代に対してハマっていたので、両者の融合が自然に起こっていた。そういう幻想からは卒業してきた私にとって、モーツァルトと飛鳥時代がくっついている世界というのは猛烈に陳腐で、何ら新しさが感じられない。

そして胸のふくらみがないことを気にしている変な少女に至っては、胸なんていらないとずっと思ってきた私にとっては何ら共感性が感じられない。

イデアだのメタファーだのというから難しそうに聞こえるが、なんのことはない、想像と幻想の世界に遊んでいるだけである。戦時中の話が出て来るからもう少し深堀りするのかと思ったら、エピソードとして撫でただけで終わってしまった。

ただ、主人公は画家であり、人物画に対するこだわりがある。「絵」に関して語られる部分だけに面白さと深みを感じた。
コメント (1)
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江戸時代のお菓子「けんぴん」を作ってみた

2017-08-22 23:50:08 | 下手くそ料理帖
ひょんなことでダイヤモンドオンラインの以下のページを知り、「古今名物御前菓子秘伝抄」という享保3年(1718)の本に書かれたレシピが自分にも作れそうに感じたので作ってみた。

▼利休が好んで茶菓子に使った「胡麻」は究極のアンチエイジング食材
http://diamond.jp/articles/-/58704?page=4

上記ページには以下のレシピが載っている。

けんぴん(『古今名物御前菓子秘伝抄』より)
【材料】小麦粉…100g/黒胡麻…10g/胡桃…10g/砂糖…大さじ3/醤油…大さじ2/水…100ml/油…少々
【作り方】①胡桃は粗めに刻み、水と醤油は合わせておく。
     ②ボウルに小麦粉、砂糖、黒胡麻、胡桃を入れて醤油水を徐々に加えて練り合わせ、5分程度置く。
     ③卵焼き機に油を薄くひき、2を流し込んで弱火で両面を焼いてからお好みの形に切る。

で、上記に沿って自分も作ってみたのであるが・・・


すり鉢に10gの胡桃を入れて、すりこ木でついて砕く。水と醤油を合わせておく。


砕いた胡桃の上から黒胡麻10g、小麦粉100g、砂糖大さじ3を入れる。


粉類の入ったすり鉢の上から、合わせておいた醤油水を少しずつ垂らして、箸でぐるぐるかき混ぜ、


全体が均一に混ざったら5分程度放置。


玉子焼き器にごま油を敷いて、すり鉢の中身を投入。

あ、しまった、薄く引きって書いてあるのに、ごま油多めに入れちゃった。ついついごま油好きだから多めに入れちゃうのよ。

で、両面焼けっていうんだけど、ホットケーキのように表面にプツプツ穴が開いて表面が乾くわけでもないので、どうひっくり返そう?


そうだ、一回り大きいフライパンの上にひっくり返そう・・・という試みは半ばうまく行ったのであるが、なんか変なへこみが出来ていることを発見。


両面焼けたみたいなので、まな板の上にひっくり返す。まぁ、こっち側はへこみもないので、見栄え的には悪くないのだが。


くずもちみたいに切ってみる。


さて、出来上がりは・・・?

相変わらず盛り付け下手だけど、味は悪くない。

甘辛いお餅みたいなものが出来上がった。

お茶受けにちょうどいい感じ・・・っていうかこれを食べているとお茶をがぶのみしたくなる。

お気に入りの麦茶&紅茶ブレンドをがぶがぶ飲みながらいただく。半分食べてかなりおなか一杯になったが、作り置きできるものだかわからないので、全部食べちゃって、もう夕飯いらない状態に。

うんうん、飢えをしのぐのに最高のお菓子かも。

っていうか、「古今名物御前菓子秘伝抄」なる古文書に書かれているものが、何とか再現できたのがすごい嬉しいよ。

池波正太郎原作の時代劇とか見てると、江戸時代の料理の作り方が登場するけど、あぁいうのは自分とは別世界だと思ってたけど、だんだん距離が縮まってるかもしれないねぇ。

最近女性に流行りの即席みそ汁の「みそまる」だって戦国時代の『兵糧丸(ひょうろうがん)』を現代風にアレンジしたものでしょう? 江戸時代のお菓子にも絶対現代に使える知恵が備わっていると思うんだよね。

ということで、ダイヤモンドオンラインに紹介されている他のレシピにもぜひチャレンジしてみたいと思うのだ。


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夏オクラの本葉が出てきた!

2017-08-22 23:28:37 | やさしい園芸
ペットボトル水耕栽培の夏オクラ、撒いた種3つとも双葉が出て、そのうちの2つから本葉が出てきた。


オクラの双葉は、この写真でいう一番下の双葉のように、二つの葉がぴったりくっついて、それも大き目の葉にもう一つの葉が重なるようにして出て来るのであるが、その二つの葉が分かれたぞ・・・とおもう間もなく本葉が出て来るようであった。

本葉が出て来たら水に肥料を溶かすのがよいそうだ。本葉が出る前に肥料を入れると苗がストレスで枯れてしまうんだって。

毎週水曜日に水替えをしよう(ゴロ合わせで)と思っているので、本葉がもう少し大きくなるであろう明日の夜を待って、水を替えて、新しい水に肥料(ハイポネックス)を溶かしてやろう。

小ネギの方は相変わらずオバQの頭のようであるが、そろそろ間引きも考えなければならない。

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相模線205系

2017-08-21 23:59:11 | 鉄への道?
先日、寒川神社に行った時に乗った相模線の車両。

相模鉄道沿線で育った私としては、昔から相模線にあこがれててねぇ。

なぜかっていうと相模線は国鉄だから、地図上では太い白黒まだらの線で表現され、相模鉄道は私鉄だから一本線にチョンチョンチョンと短い線を直角に入れたようなムカデのような形で描かれる。小学校4年生の時、神奈川県の地理を授業でやった時、国鉄の白黒まだらの方がカッコイイと思ってたのよね。

ただ国鉄の相模線と、私鉄の相模鉄道っていうのは無関係な鉄道ではなく、今は取り換えられたような形になっている・・というのを親がしゃべっているのは聞いたことがあり、ずっと気にはなっていた。

今になって調べてみると、相模線を開業したのはもともと相模鉄道で、茅ケ崎駅 - 橋本駅間を営業していた。現在の相模鉄道線の横浜駅 - 海老名駅間を開業させたのは神中鉄道(じんちゅうてつどう)という会社だが、1943年(昭和18年)に神中鉄道は相模鉄道に吸収合併され、翌年に元の相模鉄道の路線であった茅ケ崎駅 - 橋本駅間が国有化され、元の神中鉄道であった区間が相模鉄道の路線として留まった・・・という話だった。戦時中の話である。確かに結果的に取り換えたような形になっている。ただ、自分が生まれ育った土地はもともとは神中鉄道と呼ばれる路線の沿線だったというのはちょっと複雑な気分である。何故今までちゃんと調べなかったんだろう。

で、昔から憧れていた相模線・・・神奈川県をカッコよく縦断する白黒まだらの国鉄・・・実は昔の相模鉄道・・に乗る機会はずっと来なかったが、やっと乗ることが出来て感慨もひとしおである。

まず車両の顔がカッコイイ。

当ブログでも205系の車両は何回か登場しており、例えば京葉線のメルヘン顔や



武蔵野線のメルヘン顔。


メルヘン顔じゃない武蔵野線

なんかも205系である。

メルヘン顔もいいけど左右非対称な相模線の205系も美しいなぁ。

頭にEがつかないということは、国鉄時代に設計・製造された形式が引き継がれていることになる。歴史ある車両なのに、とても新しさを感じさせられるデザイン。


ドアの開閉はドア横のボタンで行う。つい忘れてしまいがちになるが、こういう電車に慣れておくと、ドイツとか行った時にカルチャーショックを感じなくていいんじゃないかな。


この日は地獄のように暑い日だったけど、こういう駅の景色は心を癒してくれるなぁ。


子供のころから一方的に憧れてた相模線。短い距離だけど、乗れてよかった。

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トマトのシソめんつゆ漬け

2017-08-21 00:56:28 | 下手くそ料理帖
私は、プチトマトはちゃんと食べ切れるのだが、大きなトマトを買うと、なかなか食べ切れないのだ。

冷蔵庫の中に大きなトマトが4つ残ってて、そろそろ食べなきゃと思っていたところに、いいレシピを発見。

▼材料3つで簡単★トマトのシソめんつゆ漬け
https://cookpad.com/recipe/4524395


材料は以下三つ。

トマト 大2個
シソ 3枚
めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ2


3枚というのは、ベランダ菜園のシソの収穫にはちょうどいい量。先日茄子の煮びたしで大量に収穫した後だけに、まだ小さめの葉しか収穫できないが、5枚くらい収穫して千切りに。


トマトは1口大に切り、めんつゆとシソとトマトをジップロックに入れて冷蔵庫へ。

個人的な好みとしては2時間ぐらい漬けるのがいいみたい。

結構おいしくて、2日連続で作って、大トマト4個をすべて胃袋送りにしてやった。疲れたの疲れたの飛んでけっ!って感じで、あれよあれよという間に箸が進んだ。

収穫したてのシソも風味がさわやかでよい。

ということで、青じそはだいぶ収穫してやや寂しくなってるんで、お次はバジル消化レシピをまた探さなくちゃ。
コメント (3)
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餃子浪漫

2017-08-20 23:15:52 | 飲めない奴のビール探訪
久しぶりにビールが飲みたくなった。

昨日の公開リハーサル大変だったけど、とりあえず一山超えた。そして今日はミニ発表会で9月のコンクールのためのヴァイオリンとトランペットの課題曲を演奏した。

実は、7月30日にもミニ発表会があったのだが、その時は声楽で「ノルマ」のCASTA DIVAを歌い、トランペットでコンクールの課題曲を吹く予定であったが、唇を怪我してしまい、急遽ヴァイオリンに持ち替えて、タンゴ・ジェラシーを弾いた。1ヵ月以上も唇の怪我と腫れに苦しみ、満足にトランペットを吹くことが出来なかった。

それがようやく・・まだ万全とは言えないまでも、人前で吹くことが出来た。それが嬉しくて、飲みたくなったのだ。

教室の近くに餃子専門店が新しく出来ていたので、思わず入ってみたところ、餃子や中華料理以外に、不思議なドリンクメニューが。。。

「餃子浪漫」という名前のビール。宇都宮餃子会との共同開発ビールだそうだ。


「餃子の街ならではの餃子によく合うビールです。カラメル麦芽の上品な香ばしさと麦芽をふんだんに使用した麦本来の旨味が楽しめるメルツェンタイプのビールです。」とメニューに書いてあった。

こりゃぁ~久しぶりにくすぐられるビールを見たぜ。文句なしに注文だ!

まず餃子が来る前にビールだけを楽しむ。

おう~すごくコクがある。味はやや濃厚。程よい酸味とほのかな甘みがある。こりゃぁ~ちょいと私好みだね。


餃子到着。普通の餃子(右)とパクチー餃子(左)を5個ずつ頼んだ。


まずは普通の餃子。なんかすごいおいしい。


そしてパクチー餃子。わお~すごくパクチーの香りが生きてる。

写真を見ていただいて分かるように、野菜はやや大きめに入っている。私もパクチー餃子をちょっと前に作ったけれど、ものすごく細かくパクチーを刻んでしまったのだが、これくらい大きい方がパクチーや野菜の風味を楽しめると思った。

そして、確かにこの餃子浪漫のビールと合うこと!

餃子とバランスが取れてる。ビールが濃厚なのでご飯がいらない感じ。

餃子って、東洋の知恵だよね。野菜も肉も炭水化物も一度に採れる。同じ小麦粉の強力粉を使いながら、西欧は膨らませてパンにし、中国は包んで餃子にした。両方の文化に接する日本人は、パンでものを包むということを当然の発想として持ち、菓子パンや調理パンを作り出す・・・などと餃子を食べてビールに酔いながら西洋と東洋の文化交流について考える私であった。

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大河ドラマ「おんな城主 直虎」第33話までを見て

2017-08-20 20:58:22 | ドラマ鑑賞
第33話の副題は「嫌われ政次の一生」。このドラマの副題は毎回何かのパクリで、「死の帳面」の回には本当にドキッとさせられたのだが、政次の最大の見せ場となる今日の第33話はこう来ましたか・・と唸るような題がつけられた。

逆臣として処刑されることになる小野政次(道好)の運命は、このドラマが始まった時から明白であった・・・・というか、調べれば誰でも分かることなのであるが、どういう経緯でそうなったのか・・については、まさに大河ドラマがドラマである所以というか、少ない史料を創作で相当に補いつつ、確かにそう考えれば辻褄が合う・・・と皆が思ってしまうような、非常によく練られたストーリー展開で我々を楽しませてくれた。

裏切者を装いつつ、井伊家のために尽くす小野政次の生きざまは、このドラマの中でだいぶ前から明らかにされていたのであるが、その最期については想像もしなかった展開で締めくくられ、私はいままで大河ドラマを見ながらこんなに泣いたことがあったか・・と思うほど、涙が止まらなかった。

高橋一生さんの名演技、小和田哲男さんの時代考証に沿いつつ絶妙な見せ場をつくる森下佳子さんの脚本のすばらしさのお陰で、期待以上の感涙にむせぶことになった。

次回以降、高橋一生さんが出なくても、・・・またこの先の井伊家の運命も明らかなれども、また予想を超える展開ではらはらさせてくれるだろうと、次回以降も期待してやまない。

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