10月からの語学新シーズンだが、テレビの旅するためのフランス語にいきなりナントのゾウさんが出てきてびっくりしたよ。ナントのゾウさんって、機械仕掛けだけど、ものすごく大きいんだ。
私がナントに行った時は、動いてない姿を見たけど、ひょっとして番組の中では動いている姿を見れるかも。
そもそも、ナント行きのためにテレビ・ラジオの講座を聴き始めたんだけど、あの時よりは、少しフランス語も上達したと思う。今回のシリーズでは、パリの他、ナント、ロワール川流域、モン・サン= ミッシェル、ノルマンディー、ブルターニュなど、私にとっては懐かしい地域を紹介してくれそうだね。
ラジオの方は、入門編は再放送だが、応用篇はドビュッシーのオペラ「ペレアスとメリザンド」の台本を読むコーナーだ。ペレアスとメリザンド・・実はオペラ見たことないんだが、この講座の前のシリーズで、ゴローという人が登場することに衝撃を受けた。
え、フランスにゴローなんていう名前あるの?とか思ったが、残念ながら綴りはGoroじゃなくてGolaudなのだ。綴りを見ればとてもフランスっぽいことがわかるのだが、しかもそのゴローは王子という設定なのだと知ると、ついつい「五郎王子」という漢字が頭に浮かび、その王子っぽくない響きに困惑する、頭の固い私なのであった。
オペラの中ではゴロー王子は最終的に敵役っぽい感じになってしまったけど、講座ではメリザンドとの馴れ初めの部分から解説してくれる。幸いこのオペラの台本は、現代とほぼ変わらない会話体で書かれていて、語句も平易でフランス語初級者でも読み通せるらしい。ただ通勤退勤時に一気に5日分聴いてしまう私にとっては応用編まで集中力が持たないのが問題で、ついつい聞き流しになってしまうのが、オペラの一部分も聴ける講座なので頑張って聴いていこうと思う。