2回目の手術をしてから、そういえば4年経ったのだ。
あれ以来、半年ごとにホルター心電図検査をしては、定期診察を受けてきたが、今日晴れて
「卒業にしましょうか」
と主治医の先生に言われた。
私の受けた手術はまだ歴史が10年くらいしかなく、しかも私が受けた頃は、術後何年フォローしたらよいのかまだ分からない時期だったという。ただ最近は一度安定した人の再発率は極めて低いことも分かったらしく、術後短期間のフォローで済んでいるらしい。
まして私は意外にも成績優秀者らしく、先生が1000人手術した中でもトップ5に入るくらい術後経過がよいとのことだった。先週取ったホルター心電図も、「完璧です」と。
ということで、お世話になった先生とお別れするのは寂しい気もするが、親離れする気分で、「卒業」することにした。
思えばこの4年間、手術前と180度違うバラ色の生活を享受することが出来た。
手術前は、思い起こせばこんな感じだった。
・ちょっとお腹がすいたら、冷や汗が出てきて不整脈。
・スネに神経痛が走った・・と思ったら不整脈。
・二胡の演奏会の予ベルが鳴ったら、いきなり不整脈。
・オケの定演でツェムリンスキーの人魚姫の嵐のシーンを弾いていたら、
心臓も嵐のように波打ち始めて不整脈。
・最初は半年に1回、そのうち3ヶ月に1回、1ヶ月に1回、2週間に1回
と発作の頻度が高まっていき、最後の方は毎週1回は発作が起こり
しかも薬が効かなくなった。そのたびに「自分はもう長くはない」と
鬱々とした気分に支配された。
それが、今では、10年前の自分より若いと思えるほど元気になった。
このブログは手術を決断した時に書き始めた。
初めての投稿記事はコレだった。
▼はじめての投稿でドキドキ
http://blog.goo.ne.jp/y-saburin99/e/86a52601adf171b8fc75effd707d8250
コレを書いた時、いかに虚無的な思いにとらわれていたか、久しぶりに思い出した。以来、自分の生きた証が残したくて、何が何でも毎日更新してきた。大変だったけど、それが自分を成長させてくれたと思う。
手術が私にくれた新しい時間。これからも大切に使っていきたい。
あれ以来、半年ごとにホルター心電図検査をしては、定期診察を受けてきたが、今日晴れて
「卒業にしましょうか」
と主治医の先生に言われた。
私の受けた手術はまだ歴史が10年くらいしかなく、しかも私が受けた頃は、術後何年フォローしたらよいのかまだ分からない時期だったという。ただ最近は一度安定した人の再発率は極めて低いことも分かったらしく、術後短期間のフォローで済んでいるらしい。
まして私は意外にも成績優秀者らしく、先生が1000人手術した中でもトップ5に入るくらい術後経過がよいとのことだった。先週取ったホルター心電図も、「完璧です」と。
ということで、お世話になった先生とお別れするのは寂しい気もするが、親離れする気分で、「卒業」することにした。
思えばこの4年間、手術前と180度違うバラ色の生活を享受することが出来た。
手術前は、思い起こせばこんな感じだった。
・ちょっとお腹がすいたら、冷や汗が出てきて不整脈。
・スネに神経痛が走った・・と思ったら不整脈。
・二胡の演奏会の予ベルが鳴ったら、いきなり不整脈。
・オケの定演でツェムリンスキーの人魚姫の嵐のシーンを弾いていたら、
心臓も嵐のように波打ち始めて不整脈。
・最初は半年に1回、そのうち3ヶ月に1回、1ヶ月に1回、2週間に1回
と発作の頻度が高まっていき、最後の方は毎週1回は発作が起こり
しかも薬が効かなくなった。そのたびに「自分はもう長くはない」と
鬱々とした気分に支配された。
それが、今では、10年前の自分より若いと思えるほど元気になった。
このブログは手術を決断した時に書き始めた。
初めての投稿記事はコレだった。
▼はじめての投稿でドキドキ
http://blog.goo.ne.jp/y-saburin99/e/86a52601adf171b8fc75effd707d8250
コレを書いた時、いかに虚無的な思いにとらわれていたか、久しぶりに思い出した。以来、自分の生きた証が残したくて、何が何でも毎日更新してきた。大変だったけど、それが自分を成長させてくれたと思う。
手術が私にくれた新しい時間。これからも大切に使っていきたい。
先天性故にいつも不整脈だったのです。ですから症状がないのです。
普段は7回脈Pを打つ毎に1回微かな脈pを打つのです。
PPPPPPPpPPPPPPPp
それが体調の悪さに比例して間隔が狭まり、寝込む様な時には
PPpPPpPPpPPp
と、これが最悪パターンでした。
私はこれをバロメーターとして見ていました。
勿論、横浜市大病院で先天性との見立てであり、ほったらかしにした訳ではありません。
結局86歳で他界しましたが、心臓は死因とは係わりありませんでした。
さんざん心配をかけた私が、最大の死因だったであろうと、懺悔するばかりです。
手術後のフォロー卒業(と言えば良いのでしょうか?)、おめでとうございます。
生きたくても生きられない場合だってあるし、何より命とは先の見えないものです。
寿命なんて、いつ来るか分かりません。
もしかしたらわたしだって、明日命が尽きないとも限りません。
本当に大切な命、大事にしてください。
わたしも命だけは絶対大切にします。
頑張ってきた甲斐がありましたね。
どうぞこれからもお大切に。
不整脈はちょっと前までは不治の病だったようです。放っておくと死に至るものだったり、もっと重い心臓病を併発していた場合には、心臓を切り刻んでから縫い合わせるという荒療治もあったようです。
PPpPPpPPpPPp・・・は何かおつらそうですね。結構身につまされます。
☆りんりん♪さん、コメントありがとうございます!
ここ10~20年の医療の進歩は目覚しいものがあります。☆りんりん♪さんが私の年齢になられた頃には、もっともっと進んでいるでしょう・・・とか考えると、何だか羨ましいな。ま、これは自戒も込めてですが、病気になってから治すのではなく、病気にならないように日々健康に気をつけることが大事ですね。
〇さん、コメントありがとうございます!
このブログ書いているのは、不整脈は結構治る病気になってきたという情宣も兼ねています。脈の話は見えにくいし、なってない人には気持ちが分からないので、悶々としている人は相当いらっしゃるようです。そういう人にも適切な情報が伝わって欲しいものですね。
改めて、さぶりん、すご過ぎ☆☆☆
これを読んで、
先日観た『わたしを離さないで』を思い出しました。
あのストーリー、判ってて観たのに、ハートブローを食らいました…心がズッキン(x_x;)
問題は…限りある命、長さではなく、大切な日々、どぉ生きるか…なんですね…
振り向けば、
突きつけられるまで、イエ突きつけられても考えられない、のー天気な、ストレスと低気圧にめちゃ弱いわたしメ(^^;)(>_<)
(良純さんにとって、
低気圧ってそんなに魅力的ってこと?!
言われても、絶対コロッと殺られない自信、あるよね~(^_-)-☆
まず、言わる心配ないですけど:p)
いえ、とは言っても、やはり長さは大切です☆☆☆ほんとによかった♪♪
おめでとうございます(^o^)
さぶりんさん、とっても頑張ってらっしゃったもの。
『わたしを離さないで』をご覧になったんですね。私は予告編の部分だけは見たことがありますが、妙に深刻そうだとビビッております。
おかげさまで、十数年苦しんだ病気のハードルは越えられましたが、それでも人生の後半戦にかかっている今、残りの人生を価値あるものにしていきたいですね。
リンデさん、コメントありがとうございます。
そう言っていただけて、とっても嬉しいです。きっとFCLAで知った音楽の楽しみや人の生きざまみたいなものが、私を勇気づけてくれたと思います。
私が50歳の頃、健康のために納豆を食べ始めたのですが、その頃から心臓の動悸が激しくなる症状が出始めました。 仕事中、時々動悸が激しくなってこのまま死ぬかと思うほどでした。 心臓がどきどきしだして、額から汗が出てくる程でした。 何か心臓の重大な病気でもと思い、医者に行くのも恐ろしいほどでした。 誰にも言わず、自分でいろいろ調べてやっと見つけたのが「納豆は人によって不整脈を起こす」と言う記述でした。 今はワーファリンとか言う薬との関係で納豆を食べてはいけない等と、どの医者も同じ事を言いますが、あの頃の私は健康そのもの、薬など何も飲んでいませんでした。 その記述に従って、納豆をやめたら嘘の様に動悸が無くなりました。 それから10年間、何をやっても動悸とは全く無関係です。
納豆は体に良いという記事ばかりで、危険性については何も述べられていません。 体質にもよると思いますが、私の心臓の動悸は納豆が原因だと確信しています。 私と同じ様な人が苦しんでいるかも知れないので、ここに書かせて頂きます。 納豆をしばらく食べない様にするのは簡単に出来ますので、試す価値は有ると思います。
ご参考まで。
なるほど、納豆は健康に良いと言われていることを鵜呑みにすると、良くないこともありうるというわけですね。
人間の心理とは面白いもので「食べるな」と言われると猛烈に食べたくなりますが、「食べてよい」と言われるとそれほど食べるわけではないことが分かります。ワーファリン飲んでいた頃は納豆を食べたくてたまらなかったけれど、今はそうでもありませんから。
事後承諾になってしまって申し訳ありませんが、
リンクを貼らせていただきました。もし不都合でしたらお知らせください。すぐ削除いたします。