がんばって、中国旅行のこと書かなきゃ!
寒山寺を後にした我々は、同じ蘇州にある陽澄湖(ようちょうこ)で上海ガニをいただく。
陽澄湖は産地だから、上海市内で食べるよりも相当に安く上海ガニを食べることが出来る。
見渡す限り、カニのレストランだ。
一画面に入らないほど、カニのお店ばっかり。
これが我々が入ったお店。
素晴らしい個室!
カニの前に、前菜として郷土料理をいただく。いろんなものが出てきたが、これは一見味噌汁みたいな、やさしい味のスープ。
中身を掬いあげるとギョッとするんだけどね。こういうのを怖がっちゃいけないね。
中国は食材が豊富だね。これはレタスの茎みたいなもんだけど、
全体像はこんな植物だ。
これはマコモダケの炒め物。
さて、お待ちかね、上海ガニだ。オスとメスは旬の時期が違っていて、たまたま我々が行った11月後半は、両方食べられる貴重な時期。
左上が押すで、右下が雌。背中から見ると違いがあまりわからないが、
腹側から見ると違いは一目瞭然。左上が雄で、右下雌。そ、腹にふんどし状のものがあるのが雄だ。
行った時期は雌の方がおいしいため、雄から食べる。オスはまずふんどし部分を剥ぎ取って、そこにひっついてる味噌とかお肉を食べる。
次に甲羅をガバットはがして、内側についているカニ味噌をいただく。その後、エラみたいなところをむしりとって取り除き、全体を2つに割る。
割ったところに、カニ肉がいっぱいついている。そこを食べ終わったら、鋏とか足の中の肉を食べる。私は、足先の爪を使って中身を掻き出すと、隅々までカニ肉を食べれることを発見したぞ。
次にメスを食べる。これでもかこれでもかと思うほど卵が入っていておいしかったわ~。
上海ガニを食べるのは、上海に二胡を弾きに行った時に次いで2回目だが、食べ方を教えていただきながら食べたので、隅々まで食べることが出来た。
私は食べるのが遅くて・・というか頑張って食べ尽くしたので、完食したのは一行の中でビリだった。
手の爪には、上海ガニの旨味を含んだ匂いがこびりつき、シャンプーで髪を洗っても、一日半も指先にカニの香りが残っていた。