相変わらず熱っぽくって体調がダメダメ。台風一過一気に夏が来た感じで、体がついていかない感じのなか、またまた季節はずれの2月の旅行ネタより。
こちらは2月13日に行った京都・山科にある元慶寺。東西線御陵駅から15~20分ほど歩く。御陵駅といえば、昔、天智天皇陵に行きたくて降りた駅。観光地とはかけ離れた生活臭のする街にて、本当にここでいいのかしら?と何回も思いながら歩いた記憶がある。
元慶寺は天智天皇陵とはまた全然違う方向にあるお寺だが、こっちはこっちで道が分かりづらく、駅で地図をいただけたのが心強かった。
それでも、ここでいいのかしらと何回も思う道をとぼとぼと歩く。
ようやく到着したこじんまりとしたお寺。
花山天皇が、藤原兼家の陰謀により出家させられる話は大鏡にも載っていて、高校の古典の教科書などに出てきて、面白く読んだが、元慶寺って何か聞いた事のある名前だと思っていたら、花山天皇を出家・得度させたのが元慶寺の住職なのであった。陰謀に利用されてしまったとはいえ、三十三所札所めぐりの立場から言えば、札所めぐりは花山法皇により再興され、隆盛をみるに至ったということで、逆に番外札所として信仰を集める結果になったのである。
境内はそんな歴史の皮肉さ感じさせない、ひっそりとした癒し空間である。このお寺は百人一首で有名な僧正遍昭の発願によるお寺でもある。
帰り道は自信を持って歩く。
行きは不安のあまり写真も撮れなかった道を、写真を撮って帰る。
何気ない住宅街の道が、旧東海道であったりする。
こちらは2月13日に行った京都・山科にある元慶寺。東西線御陵駅から15~20分ほど歩く。御陵駅といえば、昔、天智天皇陵に行きたくて降りた駅。観光地とはかけ離れた生活臭のする街にて、本当にここでいいのかしら?と何回も思いながら歩いた記憶がある。
元慶寺は天智天皇陵とはまた全然違う方向にあるお寺だが、こっちはこっちで道が分かりづらく、駅で地図をいただけたのが心強かった。
それでも、ここでいいのかしらと何回も思う道をとぼとぼと歩く。
ようやく到着したこじんまりとしたお寺。
花山天皇が、藤原兼家の陰謀により出家させられる話は大鏡にも載っていて、高校の古典の教科書などに出てきて、面白く読んだが、元慶寺って何か聞いた事のある名前だと思っていたら、花山天皇を出家・得度させたのが元慶寺の住職なのであった。陰謀に利用されてしまったとはいえ、三十三所札所めぐりの立場から言えば、札所めぐりは花山法皇により再興され、隆盛をみるに至ったということで、逆に番外札所として信仰を集める結果になったのである。
境内はそんな歴史の皮肉さ感じさせない、ひっそりとした癒し空間である。このお寺は百人一首で有名な僧正遍昭の発願によるお寺でもある。
帰り道は自信を持って歩く。
行きは不安のあまり写真も撮れなかった道を、写真を撮って帰る。
何気ない住宅街の道が、旧東海道であったりする。