さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

ブログ開設10周年!

2016-05-07 23:55:23 | ただの日記
お陰さまで、本日、ブログ開設10周年を迎えることができた。

最近は何日か分をまとめてUPして穴埋めをすることも多くなったが、引き続き「毎日更新」している形になっている。

10年間の投稿数は4733本。平均すると1日1.3本弱投稿している計算になる。



当ブログは、10年前に不整脈に悩んでいた私が、手術を決意したものの、ひょっとしたら死んでしまうかもしれないという恐怖に駆られ、1日1日を大切に生きるために書き始めたブログである。

私は独身であるだけに、もしこのまま死んでしまったら、どんなことが好きな人間で、日々どんなものを見てどんなことを感じる人間だったのか、何も理解されないまま忘れ去られてしまう。そういうことがとてつもなく怖くて、記録に残しておきたいと考えたのである。

もともと私には日記を書く習慣があり、毎日書くこと自体はそれほど大変なことではなかった。

しかし大変だったのは人目に触れてもよい文章を書き続けるというプレッシャーである。

本日あらためて、当ブログに初めて投稿した記事を読んでみた。

▼はじめての投稿でドキドキ(2006-05-07)
http://blog.goo.ne.jp/y-saburin99/e/86a52601adf171b8fc75effd707d8250

当時は真剣に書いたつもりなのに、今読むと、なんとなく洗練されていないし、文章としてもうまく流れていないところがある。

じゃぁ、そこは今改善されているのかというと、そうでもないところが苦しいのだが、毎日1本投稿ネタをひねり出すというのは、自分にとって相当に頭の体操になったはずであり、雑談力も向上した。

内気で口下手なせいで、飲み会などに行くと何もしゃべれなくなってしまう私が、ブログを読んでくださっている方から声をかけてもらえるようになり、ブログのお陰で会話が続くようになってきた・・・というのが何よりも嬉しい。

また、当初より「嫌なことは敢えて書かない」という方針を貫いてきて本当によかったと思う。この十年間、つらいこと、大変なことは色々あったのであるが、愚痴のようなものは書かないように気を付けてきた。

愚痴や悪口は書いてしまうと必ず誰かを傷つける。例えば100本の投稿のうち、愚痴や悪口が数本程度だったとしても、そのうちどこに書いたかわからなくなってしまい、まともな投稿も含め100本全部を消さなければならない事態が来ることも想定される。

私が20代~30代のころ付けていた日記がよい例で、それこそ膨大な冊数が本棚にあったのであるが、私はもともとあまり愚痴や悪口を書く人間ではないものの、皆無ではないことから、今年2月の引越の時に、旅行記以外は全部捨てた。文章を書くのであれば、最初から人に見られることを意識した文章を書いた方がいい・・と私はその時つくづくと思った。

悩んでいることを直接書かなくても、自分の好きなテーマについて文章を書く習慣をつけると、それなりに気持ちは整理され、精神も安定してくるものだ。

なので、これからもその方針で行きたいと思うし、できれば毎日更新をこれからも続けて参りたい。

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