さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

所属音楽教室のミニ発表会と職場合唱団クリスマス会・・・本番のはしご

2015-12-20 23:11:48 | ただの日記
私が大事にしているクリスマスイベントが重なってしまったのだけど、何とかやりくりして両方出た。

朝一でまず、職場合唱団の方のピアノ合わせをやって、昼に地元に戻ってきて、所属音楽教室のミニ発表会(二種目)こなし、夜は職場合唱団のクリスマス会で一曲披露するというハードスケジュール。本当は合唱の練習も出るつもりだったんだけど、間に合わなかった。


所属音楽教室の方は、毎年トランペットと歌で出ている。トランペットについては、コンクール曲が「トランペットかコルネットのために書かれたクラシック曲」でなきゃいけないため、大きな発表会は、コンクールをにらんで、そういう曲にする。するとクリスマス頃は、コンクールも一段落してるので、逆にアレンジ物をCD伴奏で出来るチャンスなので、ここのところ、そういうチャレンジをしている。

なので、今年は「情熱大陸」にした。

▼めちゃモテ? トランペットで「情熱大陸」始動!
http://blog.goo.ne.jp/y-saburin99/e/b18dab68a13b96ff18faa66f22e218a4

10月下旬から練習を開始したけど、ハードだったなぁ。とにかく最後まで行く前にばててしまって、最初のハイB♭は何とか出しても、最後のハイB♭が出せず。

そもそもこの編曲自体が、トランペット吹きの気持ちをあまり考えておらず、無理があるっちゃぁあるんだよね。ま、私の技量が足りないんだけど、本番でバテるとどうしようもないので、色々考えて音を削り、休み場所を作ったお陰で、本番では、一応両方ともハイB♭は出た。

ただ、反省点だらけだなぁ。一番気になったのは、最近師匠によく言われている、楽器のツボの話。吹いているうちに、何となく上ずってくる点。直そうと注意はしているのだが、来年はちゃんと直せますように。

今回は演奏後に楽器を始めた切っ掛けに関わるトークをすることになっており、最前列の男性が食い入るように聴いておられ、大きく頷かれるので、私がトランペットを始めた理由「たった三つのバルブでなぜちゃんと音階が出せるのか知りたかった」について、実演付きで解説したところ、演奏はともかくトークが大好評だったようで・・・(汗)。

その後、歌でも出演し、

・ツェラー/《小鳥売り》より私はラインの生まれ

でトリを務めた。昨年オペレッタコンクール予選で歌った曲だが、日本でまだあまり知られておらず、楽譜も入手困難なこの歌だが、とっても楽しい曲なんで、是非色んな人に聴いていただきたいと思って歌ってるんだよね。

意図した通りにみなさんに喜んでもらえて、安心する間もなく、合唱団のクリスマス会へ。

☆ ☆ ☆


とても雰囲気の良いレストランの地下を借り切り。グランドピアノも踊るスペースもある!


私の座っている一角だけロイヤルファミリーみたい・・と言われる!

もはや団員によるミニコンサートと化したクリスマス会だが、私はここでもさっきの

・ツェラー/《小鳥売り》より私はラインの生まれ

でトリを務めることになり、食事もビールも2~3口、口にした程度で、他の方の演奏を聴きながら、ずっと食べずにガマン。

今年はとにかくピアノ演奏がすごくて、80歳を越えられた大先輩の心のこもった演奏をはじめ、左手だけのシャコンヌとか、わ~、この人も弾くの? この人も?とちょっとびっくり。今年になって同じ鍼灸院に十数年以上通っていたことが分かった同期の鍼友達も自作のフルートソナタを披露。その他、声楽ソロ曲、重唱、女声合唱、男声合唱・・目白押し。しかしその大半のステージで伴奏をしてくださったソプラノのピアニストさんがテキパキと司会・進行役までこなし、ディナーショーのような雰囲気をかもし出す。


みんなの芸がすごくて、時間も押せ押せとなり、私、歌う時間あるかなぁ・・とやや心配になりつつ、ようやく自分の番が回ってきた。前述の通り、あまり知られてない曲だから、ピアノ伴奏のソプラノ仲間のレパートリーにない曲で、大変な負担をかけてしまったが、何とか「いい曲だ」というのが伝わる演奏が出来たようで、一安心。

高低音のアップダウンの激しい曲で、朝の合わせで3回歌って、「やばい・・セーブしなきゃ」と思い、さっきの本番で1度歌ったから、本日5回目の通し・・・・恥ずかしながらこれが限界。あとで出来上がってきた動画を観て、思ったより声が跳んでないことに猛反省。終盤にターンを入れることでみんなに喜んでもらえたけど、もっともっと力まずに声を響かせられるよう修行しなきゃなぁと思った。

最後に、合唱を指導してくださる指揮者の先生と伴奏の先生の連弾によるサンサーンスの「白鳥」は心に染み入る名演奏だった。クリスマス会にふさわしい会となり、こんな優しい人達の集団に身を置ける幸せを噛み締めたのであった。

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