さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

ブレスは鼻でする? 口でする?

2012-10-24 23:25:24 | ただの日記
歌っている時の息継ぎをどうするか?

5~6年前は口で吸ってたな。その時習っていた声楽の先生に、一度、口でなくて鼻で吸うように指導されたんだっけ。バイオリンの先生からも弾き始める時に鼻で吸うように教えられた。

慣れてしまうと、鼻で吸った方が肺の奥の方まで空気が入る感覚がするため、もっぱら鼻で吸うようになった。

だが、鼻オンリーというのも良くないということがわかり、再び口でのブレスを混ぜる必要があることが分かったが、意外にそれがうまく行かない。

指揮をする時のブレス
→ これはもっぱら鼻で問題ない。鼻息も合図の重要な要素になる。

バイオリンの時のブレス 
→ これも鼻で問題ない。指揮者の鼻息にあわせて吸うと息もピッタリ。

問題は以下の二つ。

歌の時のブレス
→ たとえばオペラアリアとかで、追い込まれたり、ショックを受けている時のシーンで、落ち着いた鼻ブレスをしていると、いかにも合わないというのだ。鼻と口で同時に吸い、うまく割合を調整するのが望ましいらしいが、鼻呼吸に慣れてしまった今、口呼吸を混ぜると、過呼吸気味になり、かえって息苦しく感じる。分かっていてもついつい鼻で吸ってしまう。

トランペットの時のブレス
→ はてさて、この時の問題さえなければ、俄然鼻呼吸を続けただろうが、必要に迫られて口呼吸も練習しないと、と思っている今日この頃である。トランペットの息継ぎは、マウスピースの横から唇の端をちょっと開けて、口で空気を吸うケースが多いらしいが、私の場合そうすると唇が乾いたり、せっかくいい位置に唇が乗ってたのにずれたせいで高い音をミスったりするため、マウスピースから唇を動かさないでよい鼻呼吸に頼っていたのだ。師匠も、どっちでもよいと言っていたし。

ところが、今年は自分にとって何故か
「年間鼻づまり日数・過去最高」の年らしいのだ。

つまり今も詰まっている。今年はトランペットはコンクールもチャレンジしたし、来週も本番だしで、やたら本番が多いんだが、鼻呼吸に頼ってると本番で鼻が詰まっていたら死活問題になるのである。

指揮やバイオリン、歌の時は、鼻が詰まっていたら、口をちょっと開けて吸えばいい。だけどトランペットの時は、マウスピースで唇を押さえてしまっているので、やはりマウスピースの横から唇の端をちょっと開けて、口で空気を吸う方法をマスターしておかないとどうしようもないなぁ。3年半、鼻呼吸で来てしまったものを口に直すのは正直しんどいが。

・・・ということで、いかにうまく口でも吸えるか・・・が、今更ながら課題になってしまった。

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