さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

【DVD鑑賞録】センターステージ

2006-10-03 23:56:51 | 映画・番組等、各種鑑賞録
【おすすめ度】★★★★☆

【監督】ニコラス・ハイトナー
【出演】アマンダ・シュル/ピーター・ギャラガー/イーサン・スティーフェルほか

ニューヨークの名門バレエ団の練習生達が、コンプレックスや恋に悩みながらも、正式団員になって、センターステージに立つことを夢見てがんばる青春映画。軽いタッチだけど、男性ダンサーがイケメンぞろいで楽しめました。

※モスクワからの留学生のセルゲイ君が、妙にフィギュアスケートのイリア・クーリックに似てると思ったら、本物だったんで超びっくり。
http://www.sonypictures.jp/archive/movie/centerstage/cast.html

映画の中のバイオリニストは弾きまねばっかりなのに、映画の中のバレリーナは本当に踊れる人が出るんだね。踊りと演技は両立しうるのか? さすがはミュージカルの国。

ちょっと前に宝塚入団志望の子を、私の習っている声楽の先生のところに連れて行ったことがあったけど、宝塚の試験も声楽と踊りだった。その子はスタイルが良く、バレエ・フィギュアスケート・歌を習っている可愛い子だったけど、一次は通ったけど二次は通らなかった。スターへの道は厳しいのね。でもそんな事情から考えると、歌と演技、あるいは踊りと演技の組み合わせがこなせる人の母集団は、バイオリンと演技を両方こなせる人の母集団より多い気がする。

な~んて、また映画の筋と関係ないことばっかり書いてるのだが、ネタバレにならないようにブログネタにしようと思うと、いつもこうなっちゃう。一応もう少し感想を書くとすれば、踊りが好きな私としては、この映画に描かれている世界は羨ましいなぁと思うわけである。

中学の頃、新体操をやっていたのだが、バレエ経験のある子はやっぱり動きが全然違う。だからといって今更バレエ習いたいなどとも言い出せず、所詮私は短足でスタイルも悪いのだから、どうにもならない。でも踊りは大好きだから、クラシック音楽を片っ端から聴いては振り付けを考えていた。(だからバイオリン歴もオケ歴も短いのに、曲は割と沢山知っている。)

大人になってからもバレエへの憧れは消えたわけではなかった。社会人になってから始めた空手で膝を痛めながらも何とか黒帯まで取り、その後目標を見失って空手はやめたのだが、1年ぐらい経って身体を動かしたくてうずうずしていた頃に、「一日無料体験クラシックバレエ教室」と書かれたチラシが私の目に飛び込んできた。迷わず教室に向かった私に悲劇が待っていた。

やっているうちに新体操をやっていた頃の感覚がよみがえり、音楽に合わせて前後開脚の大ジャンプ~! 着地時に右脚が体重を支えきれず、「ぐきっ」という激しい痛みとともにバッタリ倒れて病院に担ぎ込まれた。以後1ヵ月程度、タクシー通勤&松葉杖生活を余儀なくされた。

※以前書いた、クリスマス会での篠笛の演奏は、その頃のことである。

それ以降、私にとってバレエは、単に見て楽しむだけのものになってしまったが、この映画を見て、もし生まれ変わったらバレエをやってみてもいいかも、と思った。

※全然参考にならない映画レビューでごめんなさい。

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