今年は10番組観た。うち、9つが韓国のもの。
9つのうち8つが時代劇。でもサイムダンは現代と過去を行き来するのが面白く、現代劇の「ハッシュ」は現代の韓国の習慣等を勉強になって面白かった。
時代劇のうち2つは正祖であるイ・サンを取り上げたもの。以前、ソウル近郊の水原にある華城に行ったことがあるが、華城を作ったのが正祖で、結局遷都できなかった残念な宮城・・としか思っていなかったが、正祖がどのような意図で華城に遷都する夢を持っていたか・・というのをドラマを見て学んだ。
無論、韓国ドラマは日本の大河ドラマ以上に脚色や創作が多いので、しっかりどこら辺が史実や通説で、どこら辺が創作なのかを見極めながら見たので、どれもとても勉強になった。また創作がなされるにあたって、どうしてそういう創作がなされたかの背景(例えば「王の顔」では、光海君が従前言われていたような暴君ではなく、むしろ明君出会ったという最近の研究を背景に、めっちゃヒーローになってる)を考えるのも面白い。
イルジメでは、たくあんは朝鮮発祥で、沢庵和尚は朝鮮人という仰天説が展開され、太王四神記で時折見える古地図に「え、そこは本当に古朝鮮の領土?」とびっくりするようなものがあったり・・・。そこが切り取られずに日本で放映されているということは、あちらの国ではそう考える人がいる・・という勉強になる。
「風と雲と雨」では、世界史や日本史の教科書にちょっとだけ載ってた大院君と閔妃の話を思い出し、改めてそこらへんの歴史解説書を読んだりした。
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ということで、冬ソナ、チャングムにハマって以来の3回目の韓国マイブーム到来! ちょっと新大久保をうろついたりしたな。