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さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

レアもの・・・玄武

2007-03-16 22:01:03 | 禁断のオカルト部屋
今週のトラックバック練習版は、「あなたの持っている"レア"なものってなんですか?」。そもそも私のブログ自体がレアものぞろいですが、今までどこにも分類できずに困っていたのが、この玄武ちゃん。

まるでキトラ古墳から飛び出してきたかのような玄武像ですが、さすがにコレを持っている人はあまり多くはないのでは?

1983年にキトラ古墳が発掘されたとき、初めて新聞紙上をにぎわしたのが、古墳の北面を守っていた玄武像。私が「玄武」という名と姿を知ったのはこのときでした。

他の四神である朱雀(南)や青龍(東)、白虎(西)に比べて、姿に威厳がないけれど、鳳凰や龍虎が日本の色んな建築物に装飾あるいは守護として取り入れられているのに対して、玄武というのはそれこそ後期の古墳ぐらいにしか登場しないよね。それもキトラ古墳以外に、高松塚古墳ぐらいしか思い当たらないけど。まぁ、存在自体がレアという感じもしないではないですが。

形が奇怪だからあまり装飾として好まれなかったのでしょうか。本当は「玄天上帝」というエライ神様なのに。私が一時期ハマッた漫画「幽遊白書」では最初の方に出てきて蔵馬君に倒される妖怪として登場してます。しかも四神の中では一番弱そうだったりして。

さて、通常私たちが玄武を目にするのは、古墳の壁画としてですから、通常は横から見た図しか見たことが無い方が多いでしょう。折角立体像を持ってるんで、上から見た写真(右)も載せておきましょう。

これこそレアでしょう!
(それとも想像したほど面白くはない?)


※トラックバック練習版の今週のお題「あなたの持っている"レア"なものってなんですか?(03月16日)」 への投稿記事です。


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独鈷の形のお守り

2007-02-08 23:49:28 | 禁断のオカルト部屋
ケーブルテレビのファミリー劇場で、スケバン刑事IIIを20年ぶりに見た。

おお、萩原流行の若くて格好イイこと! 当時はオッサンだと思っていたが、今から見れば、かなりのイケメンだったのだ。由真ちゃんが番組の中で1986年と書かれたTシャツを着ていたので、1953年生まれの萩原氏は当時33歳。若いねぇ。今の私の年齢は、現在の萩原氏とスケバン刑事のころの萩原氏のちょうど中間ぐらいなんだな・・・ふむふむ・・・・

な~んてことを書きたかったんじゃなくて、今日たまたま見たのは、萩原氏がスケバン刑事の中でもっともカッコいい場面・・・独鈷を持って九字の印を切り、悪の権化である果心居士(かしんこじ)と戦う場面である。独鈷という言葉を知ったのはスケバン刑事が切っ掛け。

ただ、その後の私の記憶はゆがんでいたようで、以前、五鈷に関する記事を書いたときにも書いたように、独鈷・三鈷・五鈷と入り乱れて使われていたかのように記憶していたのだが、今日あらためてその場面を見ると、使われていたのは独鈷のみ。

独鈷って三鈷や五鈷に比べて、枝分かれがない分、形が地味なのであまり興味がなかったのだが、そういえば、坂東三十三箇所札所めぐりをしていたときにどっかの寺で独鈷型のお守り買ったなぁ~と思い出し、引っ張り出してきたのがコレ。

今ひとつ気に入っていなかったこのお守りが光り輝いて見えるのであった。

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バジュラ(五鈷杵・チベット密教)

2007-01-04 23:47:46 | 禁断のオカルト部屋
今日は、正月気分も吹き飛ぶような初出勤の日だったが、せめて今日は正月らしく、密教の法具なんかを持ち出してみる。

法具といっても、もともとはインドの武器だったものが転じているとされるから、一応「まがいもん武器」の類に入れておくが、将来的に「禁断のオカルトグッズ」コーナーなるものを立ち上げたりする場合は二荒山神社の剣と一緒にそっちへ移動しちゃうかも(→3/24にホントに移動しました)。ただ私の頭の中では「武器」「法具」「楽器」は同じ世界に属するもの・・・という風に漫然と思っているのだが、違うかな?

で、このバジュラ、どこで買ったのか正確には忘れてしまったが、十数年前にやはりエスニックバザールか何かのチベット密教がらみの展覧会の特設売り場で買ったような気がする。思わずこれに飛びついてしまった訳は2つある。

(その1)
日本史で初めて最澄と空海について習うとき、教科書に2人の肖像画が出てくるけど、このとき空海が手に持っているものについて、学校では絶対教えてくれないんだよね。私は小学生の頃から、これを何だろう・・何だろう・・・と思ってて、やっと正体が分かったのは大学生になってからだった。

(その2)
その正体が分かったというのは、今更書くのも恥ずかしいのだが、大学生の頃、スケバン刑事Ⅲにハマッてて、そこに出て来たんだよ~。風魔一族が、独鈷杵とか三鈷杵とかを手に持って、「臨兵闘者皆陣烈在前」と九字の印を切りながら、邪悪な敵から浅香唯ちゃんを守る結界を作る・・・とかいう場面だった。それが切掛けで、空海が持っていたものが三鈷杵だとわかった。そして五鈷杵(ごこしょ)・三鈷杵(さんこしょ)・独鈷杵(どつこしょ)を総称して「金剛杵」といい、あらゆる煩悩(ぼんのう)を打ち破るものだということを知った。

でもスケバン刑事Ⅲではバジュラ=剣だという設定になっていたのよね。この金剛杵こそがサンスクリット語でバジュラ(チベット語ではドルジェ)と言われるものであるということは、30歳近くになるまで知らなかった。

☆ ☆ ☆

で、私はもう10年以上このバジュラを所持しているが、わが煩悩は尽きることを知らず・・・・馬鹿みたいな話だが、買ったはいいけど使い方を知らなかったんだよねぇ。

Webで調べたら色々書いてあった。
「瞑想時に丹田の前に両手を合わせてバジュラを持つ」とか「胸の前で上下に三回動かし、胸のチャクラから出てくるネガティブなエネルギーを引っ掛けるように回すと、邪気が抜けます」とか。苦手だな、こういうの。

しかしこんなのもあった。「手の労宮に先端をむけて近づけたりはなしたり、するとバジュラから出る気を感じることができます」・・うむこれなら出来そうだぞ。早速やってみる。
  :
何だか冷たい気を感じなぁ。
  :
それもそのはず・・・部屋が寒くてバジュラがキンキンに冷えてるのだ。一方私はといえば風呂から上がったばかり。冷気を感じて当然。

ということで、当面使いこなせそうにない。


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二荒山神社のお守りの剣(日光)

2006-11-13 18:33:39 | 禁断のオカルト部屋
不整脈の記事ばかりだと、ご覧になる方も飽きるでしょうから、久々に怪しいコレクションシリーズの再開でございます。

私の持っているものの中でも、かなり怪しい方の部類に入ると思いますが、これは7~8年前に日光の二荒山神社で買ったもので、以来ずっと飾ってあったのですが、何と言う名前の剣だったか忘れました。二荒山神社にはもともと重要文化財にも指定されている「三鈷柄付剣」という宝物があるのですが、共通点はありますが同じではありません。推測するに三鈷柄付剣をモデルにアレンジしたものでしょう。剣の表と裏に昇竜と降龍、梵字を随所にあしらったデザインとなっております。

右が剣面の龍です。なかなかのものでしょう? 持つとかなりずっしりと重量感があり、鋭くはありませんが、振り回せば相手にそれなりのダメージは与えることが出来ると思いますので、子供に持たせるのはあぶないと思います。これぞ神仏習合の象徴かもしれませんが、剣の柄の密教の仏具っぽいところが、何ともいえない魅力ですね。20代後半に熊野神社に行ったとき、確か新宮の熊野速玉神社だったと思うが、宝物殿でやはりこのような密教的な柄を持つ剣を見つけて、すげー欲しいとか思った(当然スケッチしたが泥棒騒ぎで失われた)のだが、二荒山神社でこれを見つけて子供のように狂喜して買った覚えがあります。そのあとは不動明王のように構えてみたり、空を切ってみたり、剣よりも自分の行動の方が怪しいと思います。

こんな変なものに夢中になるのも、大学時代に見たスケバン刑事IIIのせいだと思います。最後のキーアイテムだった「バジュラ」を連想させるんですよね、コレ。
(チベット密教のバジュラは、それはそれで持ってたりするところが自分でも怖いんですが。)
コメント (2)
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チベタンシンギングボール

2006-08-01 23:59:35 | 禁断のオカルト部屋
しばらく、実際に演奏会で使った楽器たちを紹介しようと思っていましたが、ちょっと中断して、最近演奏したマーラーの「復活」に出てくる「鐘」に触発されて、結局衝動買いしてしまった、チベット密教の法具「チベタンシンギングボール」を紹介しようと思います。

この写真では、普通の日本の仏壇の鐘と大差ないように見えてしまって、この楽器の怪しさ・厳かさ・神々しさが全然伝わらないと思いますが、音はめちゃくちゃイイです。チーンと叩くのではなく、ふちを木の棒で円を描くようにこすることにより、除夜の鐘を叩いたあとの余韻のような「ほわんほわん~ほわ~ん」という音を持続的に長く出すことができます。豊富な倍音が脳内と共鳴してリラックス効果を得られる・・・ということでテレビでも話題(?)になっているんだとか。

欲しい人は今なら通販でカンタンに買えます。昔はこの種の怪しい楽器は、ほうぼうのエスニックバザールへ足を運んで買ってきたのにねぇ。便利な時代になったものだ・・・というか、ますます無駄遣いをしてしまうんじゃないかと懸念しております。

ちなみに私は「肩こりが取れました」とかいうこの楽器の利用者からの書き込み(殺し文句)を見て、「そんなわけねぇ・・・」と思いつつ飛びついてしまいました。置き場所の問題から「中」サイズを買ってしまったけれど、思ったより音が高いんで、あまりリラックスできません。よりリラックス効果を期待するなら、絶対「大」の方がよさそうです。

でも「大」を買ったからといって、肩こりが治るかどうかは全然わかりません。
※肩こりなんてそうカンタンに治るもんじゃないとは思いますので。

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