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音楽全般について 素人臭い能書きを垂れてます
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Choseal YF-3103/2m (Tosリンク・デジタルケーブル)

2008年12月03日 01時04分07秒 | PC+AUDIO
 中国本土のChosealというメーカーの作ったTosリンク・ケーブルである。オークションで2,000円ちょいで購入したが、多芯構造(ケーブル自体の材質は明記されていないだろうが、この値段ならおそらくポリマーだろう、石英だったら凄いけど-笑)、24K金メッキプラグという、能書きを信じるならばなかなかリッチなケーブルである。見てくれも、こちらは富士パーツの物とは違いいかにもオーディオ・ケーブルらしい、メッシュで皮膜された赤っぽいケーブルで(ちょっとOptlink-3を思わせる)、持った感じも適度に堅くてなかなかの質感である。ネットで調べてみると、どうやら型落ちの製品らしく、本国でも売られていないが、キャッシュなどを参照してみると、本国でも1500~2000円くらいで売られていたらしいから、おそらくけっこうなグレードのAVケーブルだったのではないかと思えるのだが、まぁ、確かなことは分からない(笑)。

 さて、実際接続してみた印象だが、富士パーツでは多少緩めだが低域が伸びたように感じたのに対し、こちらは低域の量感はそのまま高域のレンジが上ったような印象だ。第一印象としては、シンバル系の粒立ちがよく揃い、金物っぼい音がよりリアルに表現されるようになった....というところだろうか。また、それほどドラスティックな変化という訳ではないが、おそらく高域の情報量が増えたせいだろう、各種楽器の音離れがよくなった結果、音場の全体の見通しも良くなったような気もする。私はオーディオ・チェックをする時の素材として、よくYMOの「東風(「コンプリート・アフター・サービス」のヴァーション)」、ロレツ・アレクサンドリアの「ネイチャー・ボーイ」、カーペンターズの「スーパースター(リミックス版)」などを何故だか良くつかったりするのだが、これらの音楽の随所できかれるドラムスのフィル・インの最後でパシャーンと聴こえてくる左右に振られたシンバルがいかにも心地よく響いてくれるようになったし、ブラシの切れもよくなったように感じられるのだ。

 というワケで、2,300円でこの結果なら、けっこう安い買い物であった。なにしろ富士パーツのケーブルだって2000円した訳だし....。しかし、そうなると、じゃぁ、これでオーディオ・クエストのOptlinkを使ったら、一体どんな音が鳴ってくれるのだろう?という興味がどうしても湧いてきてしまう(アホ-笑)。ただ、どうなんだろう?、これはあくまでも私の勘だけど、たとえば今回のケーブルの構造や材質グレードを信じる限り、もやはOptlinkでも1とか3くらいじゃ、音質の差はあまり違いは感じられないのではないかという気がする。なのでももし買うのなら、やっぱ石英を多芯構造したOptlink-5だろうな。まぁ、買えないけどね(笑)。
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