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音楽全般について 素人臭い能書きを垂れてます
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富士パーツ FVC-5015HG/1.5m(Tosリンク・デジタルケーブル)

2008年11月28日 20時47分42秒 | PC+AUDIO
 AppleTVオーディオ強化シリーズ、第?弾(笑)。続いては光ケーブル、これまで使っていたのはそこらの電気店で売っている1000円くらいのTosリンクケーブルだった。前にも書いたとおり、私はデジタル信号を伝送する部分で音質が変化するということに、どうも懐疑的だったので、「あんなもの規格が合致してつながってさえいればいいんだろー」くらいに思っていて、これまで音質もまとも比較したこともなかったのだが(光で繋げているのが、AVシステムとかに限定しているせいもある)、これまで使っていたケーブルの端子が従来の角形ではなく丸型で(最近はこんなのあるかい)、差し込んでもカチっと装着できず、すぐ抜けてしまうのがなんとも居心地が悪く、もう少しきちんとしたもの....ということで、これを購入してみたという訳である。

 この商品、能書きによれば、ケーブル本体は8mm径、3重シールド、高信頼性シース、メタルプラグとけっこうヘビーデューティーそうだし、それでいて2000円ということで選んでみたのだが(MD10もそうだが、中国製だからこの値段が実現できたのだろうな、国産でこのグレードは多分無理、こういう分野もダイソー現象が起きているのだ)、届いたものを手にとってみると、確かにこれまで使っていた細くて、いかにも頼りない安物と比べれると、とにかく太いし、それなりの高級感もあるものだった。さっそく繋げてみたところ、プラグ部分もキッチリ刺さって簡単に抜けそうもないところは、それだけで信頼感のようなものを感じる(このあたりで後述の音質について、暗示効果が発動しているのかも)。
 で、音の方だが、昨日来、想像以上に違うのでかなり驚いているところだ。違ってもせいぜいニュアンス程度だろうと思っていたのだが、とにかく低音の出方のようなものが明らかに違う。念のため、D-10やDU-80と同じソースを聴き比べてみたところ、「えっ、雰囲気といい、量感といい、ひょっとしてMD10が勝っちゃったかも???」という印象で、その低音の量感はいささかブーミーな感じすらしてしまうほどなのだ。前記ケーブルの外見とほぼ似たような音質の印象というのがなんとも怪しいのだが(笑)、個人的には「な、なんだこれは!」という感じである。

 うーむ、やっぱTosリンクケーブルとかでも音はかわるのか。幸か不幸かAppleTVはTosリンク以外のデジタル出力をもっていないので、同軸のRCAとかBNCとかだったらどうるのだろう....としばし考えしまったが、「いや待てよ、Tosリンクだって、例えば定評あるOPTILINシリーズとかを使ったら音はどうなるのか?」などと考えはじめている自分に気がついて、いかん、いかん....と、現在首を横に振っている最中である(笑)。という訳で、何万円もするOPTILIN-5は到底無理なので、とりあえず、ん千円で購入できる、中国製の安いケーブルでも物色して、音色の変化が本物なのかちょっと検証してみるかなぁ。
コメント (2)
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