市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

またまた高校生にやられた!「いちはら未来会議」

2020-10-25 | イベント
写真は、本日(日曜日)お昼ごろ、庁舎1階入り口ロビーを、階段の上から撮影した様子。

かなりの混雑ぶり!
第2・第4日曜日はマイナンバーカードの交付窓口が開かれているので、こんな感じになっています。

さて、私が庁舎を訪れた理由は、マイナンバーカードではなく・・・
4階会議室で開催されていた「いちはら未来会議」。

無作為で選ばれた市民が、市の総合計画や取り組みについて検証を行うというものです。

この日のワークショップは、
冒頭で小出市長から説明を聞いた後、市長に聞きたいことや伝えたいことをグループごとにまとめ、最後に市長と直にやり取りを行うという流れです。

進行もファシリテーターも、委託ではなく全て市の職員。


職員は、対話がスムーズに進むようリードしつつ、委員(市民)からの質問にも答え、意見をまとめていきます。




市長は、一つひとつとても丁寧に答えてらっしゃいました。
熱が入りすぎて(?)、終了予定時間を30分もオーバー。




質問や意見で目立ったのは、やはり昨年の台風・豪雨災害からの復旧状況や防災対策についてでした。

この質問もなかなか鋭いと思いました。

市長のお答えは「どちらも」でしたが・・・。

それから私が今回最も唸ったのは、保育士を目指している女子高校生からの二つの質問。
「SDGsの目標の5番目『ジェンダー平等の実現』について、市原市はどんな取り組みを行っているのか」
「待機児童対策について 何にどれだけ費用をかけているのか」

す、すごいと思いませんか?

なんでも彼女、事前に市のHPで調べたら、ジェンダー平等についての施策が全く見当たらなかったので、聞いてみようと思ったのだとか。
待機児童対策についても、コストに着目した質問なんて・・・大人でもなかなかしませんよね。
以前「事務事業の市民点検」で、男子高校生が経済施策について素晴らしい発想で提案して周りを驚かせていましたが・・・。
またしても、高校生にやられた!という感じです。

これまで「いちはら未来会議」は幾度も傍聴してきましたが、今回が一番「職員と市民との対話」が上手く展開されていたように感じました。
市長とのやり取りも密度が濃く、参加した方々の満足度は高かったのではないでしょうか。
あとは、今日の結果を今後行政がどのような形で市民に返すのかに注目ですね。


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