飯香岡八幡宮の宮司のお取りはからいで、今年初めて開催された「風鈴祭り」。
8月5日から神楽殿に飾られた風鈴は、地元八幡中学校の3年生が一つずつ絵付けをして吊しました。
昼間の暑い日差しの中でも、境内に優しく響く風鈴の音色が涼を呼びますし、
夜間も何日かライトアップされて、それはそれは幻想的な雰囲気に・・・。
私が訪れた日はちょうど濵本町の囃子保存会の皆さんが明かりの下で練習していました。
小学生の見事な舞に、しばし見とれる・・・
風鈴には、生徒がそれぞれ将来の夢や願いがこめられた短冊が付けられていました。
3年生らしく受験合格祈願なども目立ちましたが、
世界平和を願う短冊がとても多かったことには、驚きと共に感動してしまいました。
この時期「風鈴祭り」と名付けられた行事は全国各地で行われますが、
こちらのように子ども達が一つ一つ創作して願いを込めた風鈴が飾られるケースは、
とても珍しいのだそうです。
宮司のお話ではこれからも毎年続けたいとのことで、飯香岡八幡宮の新たな風物詩になりそうですね。
もうすぐそれぞれの道を歩む生徒達にとっても、故郷での大切な思い出になることでしょう。
最終日の24日は、地元町会や地域の関係者など多くの方々のご協力のもと、
小学生のためのお楽しみイベントが行われました。
私も微力ながらお手伝い^^
竹を切って、水鉄砲を作って・・・
もうみんな夢中で大騒ぎ。ビチョビチョになってもお構いなし!
こちらはみんなお待ちかねの流し素麺。
器も子ども達が作りました♪
境内を子ども達が駆け回り、元気な声が響き渡る・・・
昔は当たり前だった風景なのでしょうね。
嬉しいことに、八幡中学校の校長先生はじめ先生方も駆けつけて、
汗をかきながらかき氷の販売をして下さいました。
暑い中準備や運営に奔走された皆さま、本当にお疲れさまでした。
風鈴の音色に包まれながら子どもたちの笑顔を見ていると、
私も子どもの頃に戻ったような気持ちになりました。
地域の人々が力を合わせ、子どもたちのために心を込めたこのお祭りは、
まさに温かいコミュニティの象徴だと思います。
飯香岡八幡宮や地域の新たな魅力として、今後も多くの人々に愛されることを願っています。