市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

何はともあれエビデンス!

2021-12-05 | 議会
明日から市議会定例会の代表質問が始まります。
私の出番は、明後日7日。10時半頃になると思います。
傍聴となると、ちょっとハードルが高いかもしれませんが、
ネットだといつでもどこでも手軽に視聴できますので、
こちらからぜひ覗いてみてくださいね~
 議会中継
『令和3年第4回定例会』をクリックしてみてください♪

今回の質問、前半部分はやや漠然としているというか玄人向けというか・・・ちょっとわかりにくいかもしれません。
詳しくは登壇後にまたご報告したいとは思いますが、
要するに、
「市の総合計画に掲げている『人口27万人を何としても維持するぞ!』という目標値、本当に意味があるの??」
という問いかけです。

この質問の中で、私が一つ提案したいと思っているのが
「EBPM(エビデンスに基づく政策形成 Evidence-Based Policy Making)」という考え方です。
統計データなど客観的な根拠を基に、政策の決定や実行を効果的・効率的に行いましょう、ということ。
民間では当たり前なのでしょうけれど、ね・・・。

きっかけとなったのは、この本です。


著者の志村さんは、神奈川県秦野市の職員でらっしゃいます。
全国初となる庁舎敷地へのコンビニ誘致を担当した後、公共施設マネジメントに携わり、公有財産の有効活用のスペシャリストとして全国各地で講演活動もされています。
私も、9年ほど前ですか・・・セミナーで志村さんのお話を聴いて、その理論に衝撃を受けました。
その後市原市でも講演してくださって、それを契機に公共資産マネジメントの取組がグッと前に進んだような気がします。

今回上梓された『公務員のかんたんデータ活用術』も、とても興味深い内容でした。
これまで私が抱いていた、
「この事業って、本当に効果があるんだろうか・・・」
という幾多のモヤモヤを、すっきり晴らしてくれたと言いますか(笑)

特に、本筋とあまり関係ないのですが、
所々に散りばめられたコラムが面白くて、先にそれだけ拾い読みをしてしまったぐらいです。
例えば、
「公共資産マネジメントの仕事では、口を酸っぱくして建物の予防保全の大切さを訴えてきたのに、自宅の予防保全(外壁塗装)はおろそかにしていました。ゴメンナサイ・・・」
という具合。
本文にも志村さんの公務員愛が貫かれていて、ハウツー本なのになぜかホッコリした気持ちになりました。

さて、明後日の質問にもこの著書のエッセンスを少し取り入れるのですが・・・どんなやりとりになることやら?

ビオラ「カクテルドレス」。上品に色っぽい♪


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