市原市のHPのトップを開くと、真ん中の新着情報のカテゴリーにほぼ毎日、
「学校給食食材放射性物質検査結果」がUPされています。
市の教育委員会は、昨年の10月から消費者庁から貸与された簡易測定器を使い、
幼稚園や学校の給食の食材と保育園の給食の丸ごと検査を行っています。
これまでは外部の検査機関に出していたため月に数品しか調べられなかったのですが、
自前でできるようになったことで、給食のある日は毎日検査が可能になりました。
そこで先日、市民ネットの環境部会のメンバーとともに検査の様子を視察してきました。
場所は、郡本にある第一学校給食共同調理場内の一室。
こちらが、消費者庁から貸与されたNaIシンチレーションスペクトロメータ。ウクライナ製で、およそ130万円だそうです。
専任の検査員の方が、実際の手順を見せてくださいました。
食材は、エリンギ。まず、空間線量を測ります。
食材を細かく刻みます。
包丁の後は、スピードカッターを使ってなるべく細かくします。
1リットル容器に詰めた状態。
極力ムラや隙間がないよう詰めることが、誤差を防ぐためのポイントです。
機器に食材をセット。
20分ほどで、PCに結果が表示されます。
これはあくまでも簡易検査なのですが、ここで高い値が出た場合、改めて外部機関で精密検査を行うシステムになっているので、モニタリングには全く支障はありません。
ちなみに、これまでそのような例は一度もないということでした。
現在日本に流通している食材は、すべて国や県のモニタリング検査を経て「安全」とされているわけですが、安全がただの神話でしかなかった、という苦い経験を味わった私たちにとって、もはや「安全」と「安心」は全く別物。
特に幼い子供の口に入るものは、いくら安全と言われても親としては気になるところです。
市として可能な限りの安心を提供したいという今回の教育委員会の取り組みは、大いに評価したいと思います。
「学校給食食材放射性物質検査結果」がUPされています。
市の教育委員会は、昨年の10月から消費者庁から貸与された簡易測定器を使い、
幼稚園や学校の給食の食材と保育園の給食の丸ごと検査を行っています。
これまでは外部の検査機関に出していたため月に数品しか調べられなかったのですが、
自前でできるようになったことで、給食のある日は毎日検査が可能になりました。
そこで先日、市民ネットの環境部会のメンバーとともに検査の様子を視察してきました。
場所は、郡本にある第一学校給食共同調理場内の一室。
こちらが、消費者庁から貸与されたNaIシンチレーションスペクトロメータ。ウクライナ製で、およそ130万円だそうです。
専任の検査員の方が、実際の手順を見せてくださいました。
食材は、エリンギ。まず、空間線量を測ります。
食材を細かく刻みます。
包丁の後は、スピードカッターを使ってなるべく細かくします。
1リットル容器に詰めた状態。
極力ムラや隙間がないよう詰めることが、誤差を防ぐためのポイントです。
機器に食材をセット。
20分ほどで、PCに結果が表示されます。
これはあくまでも簡易検査なのですが、ここで高い値が出た場合、改めて外部機関で精密検査を行うシステムになっているので、モニタリングには全く支障はありません。
ちなみに、これまでそのような例は一度もないということでした。
現在日本に流通している食材は、すべて国や県のモニタリング検査を経て「安全」とされているわけですが、安全がただの神話でしかなかった、という苦い経験を味わった私たちにとって、もはや「安全」と「安心」は全く別物。
特に幼い子供の口に入るものは、いくら安全と言われても親としては気になるところです。
市として可能な限りの安心を提供したいという今回の教育委員会の取り組みは、大いに評価したいと思います。