市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

橿原市・下関市 視察報告。

2012-02-05 | 防災
写真は橿原市 橿原神宮

今日は、去る1月31日から2月2日にかけての行政視察の報告です。

「災害に強い市原のまちづくりに関する調査特別委員会」
という長い名前の特別委員会に属する議員11名
プラス、事務局・防災課・消防局の職員3名が加わっての総勢14名での旅でした。

まずは、一日目の奈良県橿原市。
人口約12万、面積約40平方キロ。
奈良県のほぼ中央に位置し、古代から地域の交通の要所です。

橿原市役所にお邪魔して、危機管理課の方に地域防災の取り組みについてお話を伺いました。



ここ橿原市では、阪神・淡路大震災を教訓とした地域防災計画の実効性をさらに高めるため、
「地震防災対策アクションプラン」を平成19年度に策定しました。
平成19年から平成28年の10年間で、大規模地震発生時の想定被害数を半減するというものです。
でも・・・、
市域がコンパクトで、ほとんど平地で、海も、大きな河川も、コンビナート群も無いんだもの。
市原市とは事情が大きく違うではないの!?

そして、
二日目の山口県下関市。
平成17年に旧下関市と4町が合併して、
人口約28万(市原市とほぼ同じ)、面積約720平方キロ(市原市のさらに倍!)。

下関市役所では防災安全課の方から、主に産業交通災害対策についてお話を伺ったのですが、
「市原市さんの方が、大震災で燃料タンク爆発事故を経験されたことですし・・・」
と、終始恐縮されるばかり。
そりゃそうですよね(^_^;)

というわけで、正直これはと思われるようなプランは、両市からは見出せませんでした。
市民の皆さん申し訳ありません。。

ただ、わが市も含め、3市に共通する課題として、

・学校(教育委員会)と防災担当部局との連携を如何にして構築していくか。
・財政がますます厳しくなる中、如何にして大きな成果を上げていくか。
・地域の支えあい(共助)と個人の防災観念(自助)を、如何にして育てていくか。

の3点が自分なりに鮮明になりました。
これらのポイントを押さえて、今後の市原市の防災施策に提言できればと思います。



ところで、下関市役所のロビーに設置してあるTVでは、何と特別委員会のライブ中継が映し出されていました。私たちはたちまちTVに釘付けに。


「市原市役所の1階ロビーの大きなTVでも、本議会や委員会のライブ中継を映したらいいよネ!」
なんて話でやっと盛り上がりました。

最後に、ツーショット写真を1枚。

下関海峡ゆめタワーにて、今井委員長と。

今井委員長のファンの方、申し訳ありません・・・。

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