市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

「孤独な子どもを見逃すな!」 熱血先生の講演会へ

2012-10-03 | 教育
『放課後の子どもたちに豊かな居場所を ~孤独な子どもを見のがすな!』

佐久間市長を迎え、帝京平成大学の多目的室で開かれた講演会。
主催はNPO協議会と青少年育成ちはら台地区民会議です。

講師は、帝京平成大学の菱田慶文先生
なんと!プロボクサーという経歴をお持ちです。



菱田先生は、台東区の依頼で、浅草の荒れた中学校へスクールパートナーとして派遣され、2年間で見事に立て直しました。
その後、区内の廃校を借りて格闘技道場を主宰。格闘技を通じて、さまざまな問題を抱える子供たちを支援してきました。
理屈より行動。子供たちに親身になって体ごとぶつかり、良き相談相手として信頼を得ることで子供の居場所を作ってきた、いまどき珍しい(?)熱血先生です。
先生のお話からは、先生のアツい想いとお人柄がビシビシと伝わってきました。

質疑応答では、
高校を中退した子供の受け皿が乏しい、という問題や、
道場に通ってくる子供たちの家庭はシングルマザーが多い傾向がある、
10代の子どもには、自分より少し上の20代の若者との触れ合いが必要
など、興味深い意見質問が活発に出されました。

子どもたちの居場所とはすなわち、ありのままの自分を受け止めてくれるところ、自分を思い切り表現できるところ、だと思います。
今の子供たちは、学校と家庭以外に様々な居場所をたくさん用意してあげることが必要です。
昔ならば、子ども同士のコミュニティーで自然にできていたのでしょうが・・・。


講演前には、デモンストレーションとしてこんな一幕も見ることができました。

私は実は格闘技を間近で見るのは初めて!
足をあんなに高く蹴り上げても、体の軸が全くブレない!
やっぱりすごい迫力ですね。


最後に、菱田先生とツーショット。

先生の想いを、市原市の子どもたちや先生方にも届けられたらいいな。

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