市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

全ての子どもたちに学びの機会を

2015-11-23 | 教育
明日は全議員に対する議案説明会。
この日を迎えると、「いよいよ定例議会が始まるな~」と気持ちが引き締まる気がします。
続く明後日は一般質問の通告締切日なのですが、なんと今回はその日から泊まりの視察の予定が!
なので、明日中に通告を済ませたいと思っています。

今回は、ま~題材を決めるのに悩んだこと!
悩んだ挙句にギリギリで急に決めたテーマもあります。担当部局の皆さん、不意打ちでスミマセン。。


写真は、YOUホールの1階ロビー。
ハロウィンが終わったら、すぐにクリスマスなんですね。


市では、「生活困窮世帯の子どもの学習支援事業」をこの夏から開始しています。
中学1・2年生の英語と、別室の中学3年生の数学の学習支援の様子を見させてもらいました。
20名の生徒に対し、ほぼ二人に一人の割合で支援員さん(先生)がいる体制です。
1・2年生はかなりのんびりムード(支援員さんたちは必死!)でしたが、3年生はさすがにどの子も目つきが違いました。もうすぐ受験ですものね。

お一人の支援員の方にお話を伺いました。
その方は一流企業を定年退職されたのですが、学生時代は家庭が経済的に貧しく苦学された経験から、退職したら自分と同じような境遇の子どもたちに勉強を教えてあげたいとずっと思っていたのだそうです。
誰もやらなければ自分で事業を立ち上げて、とまで思っていたところ、ちょうど市原市が新しくこの事業を始めることを知り、すぐに支援員に応募しました。
どんな家庭の子どもでも、等しく安心して教育を受けられるような社会になってほしい。経済的な支援はできないけれど、自分が勉強を教えることで、この子たちが少しでも自信を持ってもらえたら・・・と話されていました。

サンタクロースは、世界中のすべての子どもたちの下にプレゼントを届けにやって来るのだそうです。
それって、とても大切で深い意味が込められていたのかも・・・。
クリスマスツリーの灯を見ながら、そんなことをふと思いました。

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