市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

工事を終えたばかりの本会議場にて

2013-08-28 | 議会
ちょうど一年前、市原市議会が「ヘルメット議会」としてマスコミに取り上げられました。

東日本大震災を受け、本会議場のつり天井の点検をしたところ、天井の剥離や支えている鉄筋の脱落が見つかり、急きょ傍聴席は閉鎖。議員や市職員はヘルメット持参で議会に臨んだという、お恥ずかしい話です。

以後改修工事に入り、本会議は広めの会議室を利用していましたが、このたび工事が終了したということで、今日改めて全議員に公開されました。



事業費は約4800万円です。

スッキリと打ち付けられた天井。電球はもちろんLED、調光機能つきです。

天井裏も視察しました。



実は、改修のついでに、議員の質問席もこれまでの奥の壁寄りから議員席の中央へ移動されたんです。
私としては、議員の皆さんや傍聴している市民の皆さんにお尻を向けて発言するのは、かなり違和感があるのですが・・・。慣れなんでしょうか。


それに伴って、これまで最前列中央寄りだった私の席は、一番端へ移されました。


こちらは、傍聴席から見た議場です。

天井がすっきりした分、とても広~く感じます。
「前回まで使っていた仮の議場の方が、コンパクトで相手と近い距離でやり取りができて、案外良かったよね」なんて声は、私の周りで良く聞かれます。

捧議員が傍聴席に座って、「狭い!俺の足がつかえる!」

標準的な体格でらっしゃる捧議員でこうなのですから、確かにかなり狭いですよね・・・。

そこで、ハタ!と気付いた私。
そばにいた総務部の職員に尋ねました。

「車いすの方は、どうやって入るんですか?」

ちょうど上の写真で私が立っている位置は、座席がなくてちょっとした広いスペースになっているので、そこならば車いすの方が入れるんですが、

エレベーターがない(*_*)。

職員曰く、「車いすの方がいらしたら、職員が抱えて上げるしかないです・・・」
幸い、少なくともこの2年間は傍聴希望は無かったのだそうですが、今後の対応を検討するとのことでした。

1階の質問答弁席と2階の傍聴席のあまりの差。市民のための議会なのに、傍聴席がこんな有様なんて・・・。私もうかつでした。

ともかく、来週から開かれる本会議は、改修を終えたばかりのこの議場を舞台に繰り広げられます。。

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