市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

成人式に思う・・・選挙について

2013-01-13 | イベント
冬晴れの今日、市内12か所で成人式が行われました。
該当者は2,957人。昨年とほぼ同じです。
私は地元市原地区から招待を受け、出席してきました。


来賓席に座ったら、いきなり目の前に派手な袴姿の若者が(^_^;)
(でも、最後まで私語もなく落ち着いて参加していました!)

全体的には多少席を立ったりざわついたりはしましたが、まったく混乱もなく、若者らしい爽やかな成人式でした。
実行委員会の皆さん、お疲れ様でした(^^)



きらびやかで希望に満ちた笑顔の大勢の若者たちの姿を前にして、改めて、
彼らが「この時代に生まれてよかった」と思えるような世の中にしなくては・・・と思いました。


ところで、今日の来賓祝辞で、市議代表の西松議員や中学時代の恩師が口々に「選挙に行こう」と呼びかけていたのが印象的でした。

橋下徹大阪市長は以前、「今の政治というのは、票になりやすいところに金をどんどん注ぎ込んでいるのだから、若い人たちがもっと投票行動を起こさなければ」というようなことを言っていました。橋下さんらしい表現ですが、これはなかなか良いメッセージだと思いました。

また、私の大好きな池上彰さんは、その著書の中で、どうすれば国民が政治に関心を持ち選挙へ足を運ぶようになるか、という問いに対する答えの一つとして、「選挙権を18歳から与える」という提案をしています。
18歳はたいていまだ高校生で親元にいるため、親に促されて投票所に足を運ぶ可能性が高い。また、地元にいる分、立候補者についての判断もしやすい。しかし、20歳になってしまうと大学や会社で地元を離れ、投票しにくくなる。そして投票しないまま何年も経ってしまう・・・という事がその理由です。
確かに、高校3年生の時点で選挙を経験するのはいいことかもしれません。
教室で先生が「今度の日曜日は投票所に行くんだぞ」なんて言うこともできますし、クラスの仲間で連れ立って行くのもいいでしょう。
そんな最初のきっかけから、「投票所に行くのは当たり前」という意識が植えつけられる可能性は高いと思います。

いずれにせよ、若者たちにもっと政治に関心を持ってもらうためには、こちら側の情報発信力をもっと高めなくてはいけませんね。

ちょうど今朝の新聞に、より若者が参加しやすい「ネット選挙解禁の法案提出」という動きも載っていました。
今年も、3月に県知事選、夏には参院選と続く選挙の年です。今日成人式を迎えた一人でも多くの若者たちが、選挙権という大事な権利をしっかり行使することを心から願わずにはいられません。

最新の画像もっと見る