市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

川をきれいにする泥団子

2015-04-06 | 環境
昨日も一日雨であいにくの天気、しかも気温も低かったですね。
私はすっかり風邪をひいてしまいました。
でも、ご安心ください。_山本友子県議はもちろん元気いっぱいです。
友子さんの選挙カーは、雨が降ろうが槍が降ろうが皆さんの元へ伺います。

私はこの日は車には乗らず、午前中は所属している河川愛護団体「村田川四季の道の会」の総会に出席しました。
市原市には河川敷の整備に取り組んでいる市の認定団体が15団体あります。
今後は互いに情報交換や交流の機会が生まれるといいですね。

総会の後は、「神崎川をきれいにする会」代表でその他にもさまざまな環境保全活動に取り組んでこられた今野正子さんをお招きして、
これまでの活動や「EM泥団子」の作り方などをお話ししていただきました。





「EM泥団子」とは、EM菌と呼ばれる微生物を米のとぎ汁や糖蜜に混ぜて発酵させ、泥に練り込んで団子にし、さらに乾燥させたものです。
これが完成した泥団子です。乾燥後も発酵が進んで、菌糸がびっしり張り巡らされ、もっと白くなるのだそうです。


団子は土壌改良材としても使えるし、川に投げ込めば菌の働きで水を浄化する働きがあります。
「もちろん、『これだけの量を川に入れればきれいになります』というデータはありません。でも、泥団子をみんなで一緒に作ることで、仲間とのつながりや環境に対する意識が生まれます。私はそれで十分だと思っています」
と今野さん。
子どもたちに教えると喜んで夢中になって泥をこね、みんなで一斉に川に投げ入れるイベントを通して、地域の川への関心が生まれているのだそうです。

今野さんのお話を受けて、私たちの会も有志でさっそく取り組もうということになりました。
草刈りなどの労働作業は無理でも、泥をこねることならばできる方もいるでしょう。
EM泥団子作りは、子どもお年寄りも取り組みやすい、環境保全のとてもいいツールと感じました。

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