市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

ワンデイ研修

2016-10-22 | お知らせ
今日は、市民ネットワーク千葉県ワンデイ研修
会場は千葉市生涯学習センターです。


第1部のテーマは「やってみよう!調査活動」。
調査活動の先進事例として、千葉市の街路湯調査や多摩の玉川上水の環境調査の紹介ののち、参加者が8つのテーマ(子育て支援、防災など)に分かれて調査項目を話し合い、手法などを具体的に検討しました。

結果を発表している森山かおる議員(^.^)。


第2部は政策講演会。
講師は保坂展人世田谷区長「自治体だからできること」。


世田谷区の人口は今どき珍しく10か月で1万人というハイペースで増加していて、特に5歳以下の人口が5年間で約5千人も増えてます。
羨ましい限りですが、待機児童対策などそれなりに課題も多いようです。
世田谷版ネウボラ(保健師による切れ目のない子育て支援)や、子どもの人権擁護機関「せたホット」の設置、児童養護施設の退所者への支援(住宅支援や給付型奨学金)など、子どもへの支援策を次々と打ち出しています。
特に、「子ども部」を「子ども若者部」に変え、若者支援担当課を設置して、支援の網からこぼれやすい若者世代にもしっかり寄り添っているところが素晴らしいと思いまいた。

もともと世田谷区は昔から「打てば響くまちづくり」を掲げていたそうですが、保坂区長は更に車座集会や無作為抽出型ワークショップを積極的に行って、「お任せ民主主義」から「参加型民主主義」へとまちづくりを進めています。
まさに私たち市民ネットの目指すところと重なるわけで、私も大いに刺激を受け、考えさせられました。
例えば、年4回の定例議会の一般質問。
私は毎回ほぼ一人で質問のテーマを考え、調査し、原稿を書いているのですが、この過程にもっと多くの人々を巻き込んで一緒に質問を作る・・・なんてことも、あっていいのかもしれません。

その他にも、空き家の活用や自治体間連携のお話なども、大いに参考になりました。
夜8時に研修日程はすべて終了。皆さん、お疲れさまでした(^.^)。

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