市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

NPO法人「いちはら子育て応援団」 誕生

2014-05-15 | 子ども
今日の夕方、安倍首相が私的諮問機関の報告を受けて、改めて
「憲法の解釈を変えて、集団的自衛権の行使を容認したい」
との方向性を表明しました。

東京新聞の先月末の世論調査によると、国民の50%が解釈改憲に反対、賛成は34%でした。
それにもかかわらず、祖父・岸伸介元首相からの情念に駆られた安倍首相は、こうした国民の声にも全く耳を貸そうとしません。

奇しくも今日5月15日は、沖縄が日本に返還され、沖縄県が誕生してからちょうど42年目を迎えた日。
しかし、未だに県の面積の1割以上を米軍の占有施設で占められ、県民の人権が奪われているという状況は返還前と少しも変わっていないと、先日私たちが視察で訪れた沖縄で、人々は口々に訴えておられました。

「近隣諸国を刺激して、日本が攻撃された場合、真っ先に標的にされるのは米軍基地のある我々沖縄県です」
「『ここまで人権を踏みにじられるくらいなら、かつての琉球王国のように独立したほうがいい』という声は昔から根強いのですが、近年益々高まっています」
そんな悲痛な声もたくさん聞かれました。

「日本は独立国だと思っていたが、決してそうではなかった。沖縄を米国に差し出している、属国だった」

これは、私が沖縄視察で最も実感したことです。これに気づいたときは、非常にショックでした。
平和憲法が勝手な解釈で骨抜きにされ、他国同士の争いに加担し、自立からますます遠ざかっていく祖国の姿を、私は絶対に見たくありません。


さて、落ち込む話題ばかりでは何なので・・・

写真は、先日iほっとで開催された、「NPO法人いちはら子育て応援団」設立総会より。



市原市の子育て環境の貧しさに憤慨し、一人の若いママが立ち上がったのが11年前。
以来、少しづつ賛同する仲間を増やし、子育て情報誌の発行・HPの立ち上げ・企業の協賛を得ての大規模なイベントなど、活動の中身と幅を広げてきました。
その様子は、私もブログで何回か取り上げさせていただきました。
子育て応援団

市内には活発に活動している市民団体はそれこそたくさんありますが、子育て中の現役ママがここまで精力的に活動をこなし、法人化に至ったというのは、珍しいのではないでしょうか。本当に賞賛すべきことと思います。
私も出席させていただいて、涙が出るほど嬉しかった(^^)。本当に心温まる総会でした。

ここ市原市で、自分らしく、生き生きと子育てを楽しみたい!
そんな自立した女性たちによる「いちはら子育て応援団」のエネルギーが、市原市を変えていくに違いありません。

皆さんの応援が励みになっています


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