相手の身になって

今日は、ずっと憧れていた方の講演会が、市原市で開かれました。

ベストセラー「がんばらない」の鎌田實医師。

長野県が長寿日本一になった理由から始まって、ご自分の生い立ちや、海外の紛争地帯に暮らす人々のエピソードを通して、
「相手の身になる」、そして「生きがいを持つ」ことの大切さを説いて下さいました。

ユーモアあふれる穏やかな語り口は、私が想像していた通りでした。
ピンマイクを服に挟み、演台は使用せずに舞台の端から端まで移動しながら一人一人に語りかけるように話されるところなども、流石だなあと思いました。
カメラ撮影がＮＧだったので、写真がないのがとても残念です。


それから、今日はもう一つ、どうしても聞きたかったフォーラムがあったんです。

それが、鎌田先生の講演と開始時刻が一緒で・・・。
それでも少しでも聞けたらと、講演終了後に急いで車を飛ばしてフォーラムの会場へと向かいました。

「市原市障がい者虐待防止啓発セミナー」


障害者虐待防止法が施行されて１年が経過した矢先に、千葉県では施設職員の虐待による死亡事件が発生してしまいました。
障がい者やその家族、そして支援者、関係者だれもが、これは氷山の一角だという重苦しい気持ちを背負っていることでしょう。
このフォーラムは、この現実と向き合うための第一歩だと感じました。