市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

議会が終わって

2013-06-29 | 高齢者
昨日、市議会定例会が閉会しました。
今朝の新聞にも載りましたが、及川議員の質問の子宮頸がんワクチンによる健康被害が、やはり気になりました。市内で2011年度以降5人の健康被害があり、うち一人は歩行困難・意識消失・頭痛・手の震えなど重篤な症状であるとのこと。
今月、文科省から県を通じて市に調査依頼が来ているはずなので、そのことも含めて早速担当課に聞き取りをしようと思っています。

私の質問は・・・
またHPや通信などでお知らせしようと思いますが、
内容はともかく、今までで一番落ちついて発言できたという点では満足しています。市長を少し刺激してしまいましたが(笑)。
時間が足りなくてだいぶ省略してしまったのが悔しいところです。


さて、いきなりですが、今日はキャラバン隊の公演だったんですよ。
場所は、習志野市の生涯学習地区センター「ゆうゆう館」。
私は昨日でエネルギーを使い果たしていて抜け殻状態でしたが、今回もチームワークで無事終了。
ついこの間入ったばかりの新入りメンバーたちも、はや主力メンバーの仲間入り。安心して見ていられました。

公演が終わって、皆でお弁当♪

次回は8月、君津市の職員研修での公演が予定に入っています。



公演の後は仲間たちと別れ、幕張のホテルで開かれた千葉認知症研究会の発表会に参加。



最初は、「認知症連携パス」の活用について。
「認知症連携パス」とは、要するに認知症の家族や医療機関・介護施設・行政などが地域で連携するための共通カルテのようなものでしょうか。
普通、カルテは書いた病院内でしか通用しませんが、それをどこへ持って行っても通用するようにすれば、情報共有がスムーズになりますよね。
千葉県では今、4つの地域がその仕組みをモデル事業として行っています。
シンポジウムは、その4地区(松戸市、佐倉市近隣、東総、君津)からの事例発表でした。
今後、これを県内全域に広めていくというのが県の構想です。

もう一つ、基調講演「生活習慣病と認知症について」。これはとっても面白かった!
最近の研究のトレンドは、糖尿病と認知症の関連性のようです。アルツハイマー型の発症率が3倍にもなるそうですよ。
禁煙・食事・運動。当たり前ですが、やっぱりこれを地道に続けることが一番のようです。

そして、小児に対して小児科があるように、高齢者にとっての「老年医学」という概念も、最近やっと注目されるようになってきました。
加齢に伴って体型が変わり体力や代謝も衰えることで、成人とは大きく違った病相を呈するのですから、それはそうですよね。今までなかったのが不思議なくらいです。

演者は千葉大学大学院医学研究院の横手教授。この方のお話が、もう抜群に上手で感激してしまいました!
難しい医学研究の成果を、素人にもわかりやすく、ユーモアを交え、的確に解説。私が今まで聞いた中で、間違いなく5本の指に入るでしょう。
いつかまた横手教授のお話を聞く機会を持ちたいものです(#^.^#)

皆さんの応援が励みになっています


千葉県市原市ランキング