孤独の自由と欲張らない実践=頑張らない~楽になるブログ

個人意識丸出しながらも、欲張らない、見栄張らない、頑張らない、無理をしないで楽に生きる実践

逃げるが勝ち 第三部 守るべきものを持っているのが幸せでしょうか、不幸でしょうか、

2017年02月01日 | Weblog
人間の命は一つしかありません。
その命を守るために戦えば、その命を投げ出すことにもなりかねません。

ところが命を守るために逃げだせば、此れまで築いた財産や名誉を失ったり、また見栄やプライドが傷ついたとしても、それが不幸に思っても、
しかし大切な命は助かります。

まして…食って寝て糞をしながらにして生きているだけでOKとして…財産も名誉もなければすぐにでも身軽に逃げ出せます。

然るに…命を含めた諸々を多く持っているために…それらを守るために戦うことになれば…大切な命を懸けた戦いになり・不幸を背負い込むことになりませんか?…

しかも…守り闘うための武器までが次々と進化して大勢を一瞬にして殺すことにもなりました。

ということは…幸せを求めていたことが不幸を求めていたことに逆転していませんか?…どうでしょう…

となれば…日々の日常生活であっても…守り闘うことがなければ…それが幸せではありませんか…どうでしょう…

ちなみに強者として己の命を守ることができても、その勝敗に関係なく、敵対する相手の人の命を奪う加害者・略奪者になります。
そして憎まれます。

然るにそれが日常生活の中の人間関係でも・守り闘えば・己が加害者になったり被害者になったりしませんか…どうでしょう…

ところが守り闘う必要がなければ何事もなく推移していきます。

また守り闘わずにして逃げ延びて、結果的に侵略され、奴隷が如くにこき使われると、それを不幸に思えばその不幸を背負い込みますが…
それを不幸に思わずにして支配者に素直に従っていれば…奴隷が如くにこき使われることが当たり前になり、私は不幸だと思うこともなく、生きていくための必然となります。

然るに勝者敗者がにらめっこしないで済みます。
然るにことが穏やかに進みます。

然るに戦場で隊長や伍長に命令されて・否応なしに・命まで懸けてまで・奴隷が如くにこき使われるのと、
また己の出世のために・また生きていくために・必然にして会社の上役上司にこき使われながらも素直に従うのと、
…なんか似ていませんか…

何はともあれ…
幸せを求めて諸々を多く溜め込むものの・それを失うことになれば不幸につながるどんでん返しの逆転劇になるが、
元からして多くを持っていなければ失うことも少ないから、その分だけ失った不幸を味わずに済みます。

然るに先ほど書いたように…
幸せを求めることが不幸につながっているのです。
だから幸せを求めて裏の不幸を(時には銭を払ってまで)買っているのと同じなのです。

だからこの世は矛盾に満ちているのです。

またそれだけに・どんでん返しが・いつ起こっても不思議がないのです。

だったら不要なものをどんどん捨てて身軽になるほうがショックが少なくて済むのです。
またその分だけ立ち直り・元通りが早くなるのです。

何はともあれ…元からしてなかったものを得たことからして…それを守り闘うことになっている、
その真理・矛盾の仕組み・その真実事実に早く気付き納得確信になれば、
素朴謙虚に生きる自己縮小の実践も早まります。

ところで日々更新していますが…本気で読んでいる人が少ないように思っていますが…あなたはどうですか…骨や肉になって身についていますか…どうでしょう…