dancyuレシピその2:定番のチキンカレーを作りました

こんばんは。

前回の記事で紹介しましたが、dancyu2010年8月号はカレー特集です。
カレー作りが上達できるレシピも多数掲載されています。

日本人なら誰もがなじみのある、小麦粉とカレー粉を使ったカレー作りも丁寧に紹介されていました。
私も昔、料理を作り始めた頃に母から教わりました。
マレーシア料理のレシピ本を見てフィッシュヘッドカレーなども作りましたし、ムットにて南インド料理教室を開催したり、北インドカレーの料理教室にも行った事がありますが、ちゃんとした日本式カレーの作り方を、ここでおさらいしておくのも良いでしょう。

まずは基本のき、タマネギをみじん切りに…ってあれ?
2つ割りにしたら、繊維に垂直に薄切りにスライスするだけで良いみたいです。
みじん切りよりも楽で良いですね。

 

しっかり炒めてから小麦粉、カレー粉、チリパウダーの順に加えて炒めていきます。
これは南北インドやマレーシアでもなかった行程で、日本式カレーの特徴ですよね。
このしっかり炒める行程がキモのようです。
ヨメさま向けに、ここではチリパウダーは割愛しました。



鶏肉を別の鍋で炒めて、しっかり焼き色を付けます。
(本では骨付きもも肉でしたが、アレンジして手羽元にしました)
北インド式ではタマネギと一緒に炒めていましたが、「炒め油などはカロリーが上がるし、雑味が出るからできるだけ炒めタマネギには移らないようにする」というdancyuの姿勢には目からウロコでした。
北インド式では油の海で炒め煮して、あとから煮込む段階で浮いてきた油をたっぷりすくっていましたが、そりゃカロリーが跳ね上がりますよね。
(もちろんテンパリングなどの香り出しは必要だとは思いますが)



白ワインを加えて強火で鶏肉と炒めタマネギなどのルゥをのばしていき、乳化させます。
水も少しずつ加えてのばしていきます。
しっかり炒めていれば、ここでダマになるような事もなさそうです。

あとは40分ほど弱火で煮込めば完成です。
すごく簡単でしたよ。
ご飯も炊けましたので、早速いただきましょうか。



それでは、いただきます。
ひとくち食べてびっくりしたのが、小麦粉を使ったカレーとは思えないくらいサラッとしていて、全然重たくありませんでした。
チリペッパーは入れませんでしたが、あとで私の皿にだけパウダーを足してみました。
お好みで辛みを足した方が、シャープな辛さが効いていて美味しいです。

いや、これは今まで作っていた小麦粉とカレー粉のおうちカレーとは完全に別ものですね。
すっごく美味しかったです!
ヨメさまもばっちり完食してくれました!

残ったカレーを翌日いただきましたが、1晩寝かせると味がなじんでより良いですね。
これは今後、自宅のカレーの定番にしたいです。
もう少しマスタードと黒コショウをホールで足したら、より好みの味になるかなぁ。
(って、結局南インド寄りじゃんf(^^;))

このカレーのレシピの他にも、多数魅力的なカレーのレシピが掲載されていますdancyu2010年8月号は書店、コンビニなどで好評発売中ですよ!
ぜひご覧になってください。

他のレシピも作ってみなくっちゃ。
それでは、失礼します。

【過去記事】

dancyuレシピその1:こってり&さっぱりドライカレーを作りました(2009.06.08)

dancyu2009年7月号はカレー特集ですよ(2009.06.06)
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