ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

交流戦終了

2015年06月17日 | 野球

日本ハムが大敗で交流戦を終えたことを残念に思う。

セ・リーグ6球団に「交流戦の貯金ゼロ」という屈辱を与えたかったし、

そもそもソフトバンクにとって「交流戦1位」は必ずしも吉兆ではないので

<交流戦を制した4シーズンのうち、3シーズンはリーグ制覇を逃す(最下位含む)

交流戦&リーグのW制覇は、いわゆる「完全優勝」を遂げた11年のみ

そのジンクスを計算して、としたら、栗山監督も策士だが<そんな馬鹿な

それでは、今季の交流戦18戦のパ・リーグのQS達成を振り返る。

  1. 日本ハム 10/18
  2. ソフトバンク 10/18
  3. 西武 9/18
  4. 楽天 12/18
  5. ロッテ 9/18
  6. オリックス 13/18

6球団すべて5割以上。続いて、リーグ戦全体のQS達成。

  1. 日本ハム 29/64(453)
  2. ソフトバンク 35/63(555)
  3. 西武 36/64(562)
  4. ロッテ 29/62(467)
  5. 楽天 42/63(666)
  6. オリックス 38/66(575)

交流戦の開幕前に比べて、上昇・維持・下降が2球団ずつ。

総じて、パ・リーグの先発陣はリーグ戦も交流戦も同じ調子だったとみる。

そうなると、交流戦のセ・パの明暗を分けたのは打線の差と言える。

安打数、塁打数、本塁打数、打点数・・・いろいろなデータを比べられるだろうが、

そこは評論家に任せて、ここではワタシが感じたパ・リーグの打線の魅力を語る。

それは「フルスイング」 思い切りバットを振って、球を遠くに飛ばす打撃の原点。

その魅力を意識した二つの出来事がある。

一つは、ギータのバックスクリーン破壊弾@3日のハマスタ

タカキチのみならず、ハマっ子たちのド肝を抜いた一発だった。

まあ、このギータの大暴れから、DeNAの悪夢の10連敗が始まったワケだが

もう一つは、読売から日本ハムにトレードされた矢野の逆転3ラン@14日の札幌ドーム

読売では仇となった「ひっぱり」が北の新天地ではプラスに働いた。

チーム・バッティングも広角な打ち分けも大事だが、プロは「規格外」も大事ということで。

上の2選手のみならず、現在のリーグ本塁打王の中田翔や、

交流戦で本塁打8本を荒稼ぎしたおかわり、10代で二ケタ本塁打に到達した森、

阪神戦で3戦3発を決めた松田と、パ・リーグのアーチストの魅力を再認識した交流戦だった。

セ・リーグは交流戦直前の筒香の負傷を残念に思う

その一方で、アベレージを見ても、60戦以上を消化して、

ギータと秋山が3割7分台でつばぜり合いおかしなコトをやっている。

野球人生で一回あるかどうかの好調期を迎えた清田が気の毒

これらの強打者たちと、帰ってきた金子千や岸、ベールを脱いだバンデンハークらの

好投手が対決するリーグ戦の再開が、厳しくも楽しみである。

ただ、今季の交流戦は、ペナントレースを占う意味では、セ・リーグをより面白くした

<首位から最下位まで4.5ゲーム差の乱セに

グチになるが、18戦で貯金6を作っても、

首位とのゲーム差が0.5縮まったのみに終わり、徒労感を感じなくもない。


  • ロシアW杯二次予選

日本0対0シンガポール シュート23本が空砲に終わる悪夢のスコアレスorz

降格直後のJ2一年生が足元をすくわれる試合によく似た展開だったが、

J2でも、あれほど攻める気ナッシングの相手は久しく見たことがない。

だからこそ、ゴールをこじ開けて、今後の自信にしてほしかったが・・・

得点は入らないわ、試合直後に雨は降るわ、現地サポには気の毒な一戦だった。