ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

12年ホークスの展望/上

2012年03月28日 | ホークス

日本でもイタリアでも黒のクラブの監督解任が騒ぎに。

だが、空気を読まずに、パリーグ開幕が2日後に迫ったホークスの今季をあれこれ語る。

【投手編】

和田・杉内・ホールトンの三本柱の移籍に加えて、守護神・馬原の故障離脱。

数字に直すと、44勝&貯金24&19セーブを失った計算になる。

昨年の日本一の栄光から一転、「満つれば欠くる」が世の習いとはいえ、

もはや笑うしかない惨状である

この投手陣で先発の柱になるのは、昨季14勝を挙げて、

日本シリーズでも中継ぎ・抑えまでこなした攝津であるのは間違いない。

だが、09年&10年の連続70試合登板に加えて、昨季のフル回転を見ると、

正直いつ故障してもおかしくないと考える<6月で30歳と決して若くはないし

攝津に次ぐ期待がかかるのは、昨季そこそこの勝ち星を残した山田・岩嵜の若手組や

帆足・ペニーの新加入組、そして復活に挑む渚といったあたりか。

しかし、このような「前評判」で名前が挙がる投手が活躍を見せても、

上に示した「失われた数字」の穴埋めは難しいと思う。

「こんな投手が埋もれていたんだ」とファンを驚かせる「彗星」が出現してほしい。

そして、中継ぎ・抑え。「3時間半ルール」の継続で、今季も早めの継投策が重要になる。

馬原を欠く現在のリリーフ陣で、昨季19セーブを挙げたファルキーにかかる期待は大きい。

だが、連投をこなせるタイプではないので、「Wストッパー」の確立が望ましい。

もう一人のストッパー候補の筆頭は森福だろう。

たかが11球で蚊トンボを獅子に変える。日本シリーズとはそういうものだ

OP戦の投球を見ても、本人に自信を、対戦打者に弱気の虫を植え付けた感がある。

幸い、元メジャー岡島やルーキー嘉弥真の加入で「左の中継ぎ」は厚みを増した。

序盤戦は投手陣総動員で「勝利の方程式」の確立を急いでほしい。


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