ホワイトデーは、クッシーに鶴、ノブリンにケーキを贈る。
さて本日のエントリーは9日の新生リングスの後楽園大会の観戦記。
後楽園ホールには日明兄さんと縁が深い3人から花が届いていた。
このほか、シュート・ボクシングのシーザー武志会長も花を贈呈&本人来場。
アンディ・サワー、新生リングスに登場しないかな・・・
懐かしの「リングスのテーマ」にのせた選手入場式。
赤ジャケ姿の日明兄さんもまた懐かしい。
リングサイド席から見ていたヨシケイ、ここに立ちたかったのでは?
しかし、試合が始まると、そのヨシケイが青ざめたと思われるシーンが続出した。
「リングス・ジャパン」と紹介されたアウトサイダー(以下OS)の猛者3人が次々と敗北。
「取手の拳帝」幕大輔(OS60-65キロ級初代王者)は
「ZSTの仮面ライダー」清水俊裕からテイクダウンを取ったものの、
巧みに上のポジションを奪われ、最後はスリーパーで一本負け(上の写真)。
「沼津の一撃空手王」渡辺竜也(OS60-65キロ級トーナメント準優勝)も
ZSTの矢島雄一郎に簡単にタックルを許してしまい、こちらも最後はスリーパー。
伊澤寿人(OS70-75キロ級初代王者)もリングス・ロシアのクラット・ピターリの
強烈なボディ・ブローに沈んだ。リングス・ロシアの選手はやっぱり手強い
第1試合のキリーフ・コンスタンティンなんか、OSの2戦でよく死人を出さなかったと思う。
<日本人ではありえないレンジからの跳びヒザ蹴りでZSTの上田厚志をKO
路上のケンカ自慢と同じリングで戦ってはいけないレベルのツワモノだった。
休憩時間には、そのリングス・ロシアの「重鎮」ヴォルク・ハンが久々に登場してあいさつ
<左の遺影はリングス・ロシアのウラジミール・パコージン元代表(08年に死去)
これまた懐かしのジャン・M・ジャールの「ランデブー2」が流れる中で
南側の観客席に姿を現した時の歓声たるや、凄まじかった。
ワタシたち夫婦も我を忘れて舞い上がった
12月16日(日)に横浜文体で開かれる新生リングス&OSの合同大会で
引退試合を行うと発表。これは行かねば! そして、岡山のバハカォンにも寄らねば!
セミは注目の小比類巻太信の総合転向第1戦。
戦前はそのグラウンドの技術が不安視されたが、案の定、あっさりとタックルを許して
ひっくり返されると、見せ場なくスリーパーを決められてタップ。苦い再出発となった。
メーンは第1次リングスでも活躍した豪州のクリストファー・ヘイズマン(左)と
ロシアの新鋭、コバレフ・ゲナジーの一戦。
すっかり古ツワモノの風貌になったヘイズマンが観客の声援を集めたが、
42歳のベテランの悲しさか、1Rで明らかなスタミナ切れが見て取れて、
2R早々にゲナジーがロシアン・フックからのパウンドでレフェリーストップ勝ちを遂げた。
このメーンが大会を通じてのベストバウト賞を獲得したが、日明兄さんが
「ベストバウトはクリストファー・ヘイズマンと・・・誰だっけ?」
と見事なオチを付けて、観客をズッコケさせた。 メーンを務めた選手の名前は覚えてね
新生リングスは、上記の12月の横浜大会のほか、9月23日(日)にも後楽園大会を開く。
何かワタシたち夫婦の記念日の翌日に、計ったように大会を開催するのがうれしい。
それにしても、当分はリングス・ロシアの選手がこのリング上を席巻しそうに思える。
こんな強者をそろえた国を相手に、ホントに北方領土問題を円満に決着できるのかね?
プーチン大統領自身がかなりのツワモノだし
領土交渉には「カレリンと闘った男」日明兄さんを連れて行くべきだな。
最強の男と北方領土問題はリングスが決める!