ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

21年ドラフト雑感

2021年10月12日 | ホークス
昨夜の交流GⅠ南部杯はアルクトスが連覇。
復活を願ったエアスピネルは6着に終わった。JBCに期待。

さて本題。昨年はまさかの「高卒オンリー」 今年はいかに。
きのうのNPBドラフト会議で指名された若鷹のタマゴ5選手を語る。
  • 1巡目 風間球打 明桜高 投手 右左 183センチ 81キロ
MAX157キロを誇る高3世代屈指の本格派右腕。
今夏の甲子園でも帯広農戦で152キロをマークした。
明桜がかつての秋田経法大付の流れをくむことを考えると、
プロ入りの経緯は違うが、タカキチの期待は「攝津2世」だろう。
今季頭角を現した明桜の先輩のロッテ山口航輝との対決も楽しみだ。
それにしても一本釣りできるとは意外だったな・・・
奇しくもドラフト当日の10月11日生。18歳の誕生日が一生の思い出に。
  • 2巡目 正木智也 慶大 外野手 右右 182センチ 90キロ
慶応高時代に通算50本塁打。慶大でも4年春の時点で10発をマーク。
右の大砲候補である。高校・大学を通して、柳町達(19年ドラ5)の
2年後輩に当たる。ギーマ先輩にいろいろ面倒を見てもらうがよい。
  • 3巡目 木村大成 北海高 投手 左左 180センチ 76キロ
伝統校・北海を春夏連続の甲子園に導いた「北のドクターK」
MAX150キロの速球に加え、スライダーのキレ味にも定評がある。
「北の大地が育てた本格派左腕」として、古谷の尻に火を付けてほしい。
北広島の出身なので、将来は日本ハムの新本拠地に「錦を飾る」かも。
なお、牧原巧汰捕手(昨年ドラ3)と組むと「牧原大成」が完成する。
タカキチには格好のネタ・バッテリーになりそうな。
  • 4巡目 野村勇 NTT西日本 内野手 右右 175センチ 80キロ
香川・寒川高卒。ヤクルトやダイエー時代のホークスで活躍した西村龍次や
ココリコ遠藤の後輩に当たる。高校&拓大時代を通してほぼ無名だったが、
遠投120メートル・50M走5秒8と高い身体能力を誇る。
内外野をこなせる魅力も併せ持つ。
  • 5巡目 大竹風雅 東北福祉大 投手 右左 185センチ 90キロ
MAX150キロの速球と落差十分のフォークを武器にする好素材。
ただ、仙台六大学リーグ戦の登板は2戦2イニングのみ
今季の東北福祉大は、右の椋木蓮(オリックス1位)と
左の三浦瑞樹(ソフトバンク育成4位)が「二枚看板」と称されるが、
今回の指名順のみを見れば、三浦との評価が逆転したとも言える。
大学の先輩の津森宥紀(19年ドラ3)が球団にいるだけに、
何らかの根拠があっての指名順だと考えるが。

王会長も、くじ引きの機会がなかった永井編成育成本部長も
「ほぼ100点」と評価した今回のドラフト。
ただ、育成で史上最多の14人を指名したことには批判もある。
三軍拡張の方針とは聞いていたが・・・
個人的には、育成2位の川村友斗外野手(仙台大)に注目する。
16年に甲子園準優勝を遂げた北海の主力のひとりである。