この週末は、Jリーグ・JFL以外にも大事なサッカーの大会がある。
来季国体のプレ大会として茨城で開幕する
全国社会人サッカー選手権(全社)である。今年もこの大会を語る。
毎年の繰り返しだが、この大会は二つの性格を持つ。
- 各地域リーグ王者の決勝大会(地域CL)への腕試し
- 各地域リーグ敗者の地域CLへの復活戦(4強入りで可能性)
ただ、2は今季から「JFL参入を望む各地域リーグの2・3位」限定になった。
さて、九つの地域リーグ王者は以下の通り<☆は全社出場
- 北海道:十勝スカイアース
- 東北:ブランデュー弘前
- 関東:栃木ウーヴァ☆
- 北信越:サウルコス福井☆
- 東海:鈴鹿アンリミテッド☆
- 関西:バンディオンセ加古川☆
- 中国:松江シティ☆
- 四国:高知ユナイテッド☆
- 九州:JFC MIYAZAKI☆
続いて、全社に出場する地域2・3位は以下の10クラブ。
- 札幌蹴球団(北海道3位)
- VONDS市原(関東2位)
- 東京ユナイテッド(関東3位)
- アルティスタ浅間(北信越2位)
- FC刈谷(東海2位)
- おこしやす京都(関西2位)
- 阪南大クラブ(関西3位)
- FC徳島(四国2位)
- 沖縄SV(九州2位)
- NIFS KANOYA(九州3位)
各地域の王者7クラブ&この10クラブを踏まえ、
トーナメント表を見ると、左上のブロックがかなりの激戦区
関東・東海・四国・九州の4地域の王者が集結し、
ここに岩政・杉山らを擁する東京ユナイテッドも入ってしまった。
しかも、東京ユナイテッドの初戦の相手が
昨季の地域CLファイナリストのおこしやす京都(旧・アミティエ京都)。
ここを勝ち抜いての4強入りは至難と考える。
他の3ブロックの見どころも語る。
- 左下
関西王者・加古川と北信越王者・福井が軸とみる。
元JFLの刈谷がどこまで上位に食い込めるか。
- 右上
各地域王者が不在。本命なき混戦ブロック。
昨季の地域CLファイナリストの市原。高原が率いる沖縄。
東北1部への昇格前のひと暴れを期すいわき。この3クラブに注目する。
- 右下
昨季の全社2位の中国王者・松江が中心か。札幌蹴球団の健闘を祈る。
なお、今季の地域CLの組み合わせ抽選は、全社終了後の27日(土)に行われる。
- パ・リーグCS
2nd第2戦は、西武13対5ソフトバンク 西武が再び1勝リード。
山賊打線が前夜の10失点をすぐにリベンジorz
序盤3イニングで13点が動き、「広島対読売」が終わった時は
まだラッキー7という大味な試合をしてしまった。
源田3安打・浅村3ラン・栗山6打点というレオの猛打はさすがだが、
投手4人で10四死球を献上したタカの自滅という見方もできる。