ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

数値目標を考える2017

2017年02月20日 | サッカー

当ブログを開設し、札幌がJ1に挑んだ12年シーズンの開幕前。

残留に向けて、以下の3項目の数値目標を示したことがある。

  1. 勝ち点40以上&得失点差-10点台
  2. 総得点&総失点のブービー&最下位を回避する
  3. 「白星なし=引き分けを挟んだ連敗」が二ケタは赤信号

ちなみに、このシーズンの札幌は

勝ち点14・得失点差-63・得点25・失点88・白星なし連続9節

「最少勝ち点・最少得点・最多失点」の輝ける逆三冠を達成し、悠然とJ2に凱旋したorz

こちらの御方「下り最速伝説」と評したのもうなづける。

その御方が今年一発目のブログ更新で、J1残留に向けた指標を打ち出した。

要旨を記すと、以下の通り。

  1. まず目指すべきは勝ち点40。成績は8勝13分け~10勝10分け
  2. よって、許容できる負け数は34戦で12~14戦
  3. J1を6クラブずつ上・中・下に分けると、上位に全敗しただけで12敗
  4. 一方で、札幌以外の下位に全勝しても勝ち点30止まり
  5. よって、不足分の勝ち点10を中位からもぎ取る必要がある

さすがの分析だが、勝ち点40はやや高望みかとも思う。

なぜならば、最近5年間の15位の戦績がこちら<太字は年間最高勝ち点/カッコ内は得点・失点

  • 12年【64】新潟40・得失-5(29・34)
  • 13年【63】甲府37・得失-11(30・41)
  • 14年【63】清水36・得失-18(42・60)
  • 15年【74】新潟34・得失-17(41・58)
  • 16年【74】新潟30・得失-16(33・49)

この5年間で年間最高勝ち点が10押し上げられた一方で、

残留のボーダーラインは10押し下げられた。

これを受けてか、「試合数と同じ勝ち点(=34)があれば生き残れるだろう」

最近そう語ったのが「赤のダイナモ」稲本潤一である<ナンバーweb配信の記事

さらに、イナは同じ記事で以下のように言葉をつなげた。

  1. 開幕戦の仙台戦は特に重要。最低でも引き分けに
  2. 仙台・磐田・甲府・新潟・清水にはしっかり勝つ

目を引いたのは、2で「勝つべき相手」の具体名を挙げたこと。

昨季の年間12~15位の4クラブ&J2の2位クラブを

客観的に見て「勝つべき相手」と評するのはもっともだが、

昇格クラブの現役選手による名指しは、名指しされた側が奮起するデメリットがある。

おそらくイナはそのデメリットを承知の上で、

それでも「勝負どころを強く意識させる」メリットを選んだ・・・と勘繰っている。

その思惑に応えて、ワタシも今季の数値目標を「勝敗問わず勝ち点34」と定める。

なお、最近5年間の残留争いには奇妙なジンクスがある。

それは15位と16位の勝ち点差が「僅差⇔大差」を繰り返していること

<12年1差・13年12差・14年1差・15年6差・16年ゼロ差

このジンクスが続けば、今季は大差のシーズンを迎える。

何とかして大差を「つける側」に回りたいが、はたして。


  • JRA

今年最初のGⅠフェブラリーSを制したのはゴールドドリーム

東京9Rで無傷のデビュー4連勝を飾ったエピカリスとともに、

亡き父ゴールドアリュールへの「追悼V」を成し遂げた。

そして、ベストウォーリアはダート重賞5戦連続2着の珍記録www

「追悼V」「ブロコレ予備軍」を組み合わせたワタシの馬券も珍しく的中。

6千円を1万円余りに増やし、25日はこの勝ち運とともに仙台へ。