当ブログを開設し、札幌がJ1に挑んだ12年シーズンの開幕前。
残留に向けて、以下の3項目の数値目標を示したことがある。
- 勝ち点40以上&得失点差-10点台
- 総得点&総失点のブービー&最下位を回避する
- 「白星なし=引き分けを挟んだ連敗」が二ケタは赤信号
ちなみに、このシーズンの札幌は
勝ち点14・得失点差-63・得点25・失点88・白星なし連続9節
「最少勝ち点・最少得点・最多失点」の輝ける逆三冠を達成し、悠然とJ2に凱旋したorz
こちらの御方が「下り最速伝説」と評したのもうなづける。
その御方が今年一発目のブログ更新で、J1残留に向けた指標を打ち出した。
要旨を記すと、以下の通り。
- まず目指すべきは勝ち点40。成績は8勝13分け~10勝10分け
- よって、許容できる負け数は34戦で12~14戦
- J1を6クラブずつ上・中・下に分けると、上位に全敗しただけで12敗
- 一方で、札幌以外の下位に全勝しても勝ち点30止まり
- よって、不足分の勝ち点10を中位からもぎ取る必要がある
さすがの分析だが、勝ち点40はやや高望みかとも思う。
なぜならば、最近5年間の15位の戦績がこちら<太字は年間最高勝ち点/カッコ内は得点・失点
- 12年【64】新潟40・得失-5(29・34)
- 13年【63】甲府37・得失-11(30・41)
- 14年【63】清水36・得失-18(42・60)
- 15年【74】新潟34・得失-17(41・58)
- 16年【74】新潟30・得失-16(33・49)
この5年間で年間最高勝ち点が10押し上げられた一方で、
残留のボーダーラインは10押し下げられた。
これを受けてか、「試合数と同じ勝ち点(=34)があれば生き残れるだろう」
最近そう語ったのが「赤黒のダイナモ」稲本潤一である<ナンバーweb配信の記事
さらに、イナは同じ記事で以下のように言葉をつなげた。
- 開幕戦の仙台戦は特に重要。最低でも引き分けに
- 仙台・磐田・甲府・新潟・清水にはしっかり勝つ
目を引いたのは、2で「勝つべき相手」の具体名を挙げたこと。
昨季の年間12~15位の4クラブ&J2の2位クラブを
客観的に見て「勝つべき相手」と評するのはもっともだが、
昇格クラブの現役選手による名指しは、名指しされた側が奮起するデメリットがある。
おそらくイナはそのデメリットを承知の上で、
それでも「勝負どころを強く意識させる」メリットを選んだ・・・と勘繰っている。
その思惑に応えて、ワタシも今季の数値目標を「勝敗問わず勝ち点34」と定める。
なお、最近5年間の残留争いには奇妙なジンクスがある。
それは15位と16位の勝ち点差が「僅差⇔大差」を繰り返していること
<12年1差・13年12差・14年1差・15年6差・16年ゼロ差
このジンクスが続けば、今季は大差のシーズンを迎える。
何とかして大差を「つける側」に回りたいが、はたして。
- JRA
今年最初のGⅠフェブラリーSを制したのはゴールドドリーム
東京9Rで無傷のデビュー4連勝を飾ったエピカリスとともに、
亡き父ゴールドアリュールへの「追悼V」を成し遂げた。
そして、ベストウォーリアはダート重賞5戦連続2着の珍記録www
「追悼V」と「ブロコレ予備軍」を組み合わせたワタシの馬券も珍しく的中。
6千円を1万円余りに増やし、25日はこの勝ち運とともに仙台へ。