ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

天皇杯・甲府戦の展望

2013年11月20日 | コンサドーレ

17日のJユース杯の新潟戦後、広島サポが競技場に集まり始めた。

16日の天皇杯で鹿島を下したトップに続いて、この日はユースが鹿島戦だった

<結果は3対2で鹿島にW勝利&Jユース杯の4強進出

「ひょっとしたら、天皇杯で対戦するかもしれないので、よろしく」と声をかけたところ、

「ひょっとしたら? いや、今の札幌だったら、十分にありえますよ」という返答。

準々決勝の相手として眼中にあることが、妙にうれしかった。

一方で、現在の札幌が「天皇杯<J2」である状況も理解していたのは、

広島も過去2季、J2で苦闘した経験があるからだろう。

最後は「トップもユースも、来月は上のステージで会えるといいですね」と握手。

正直、甲府戦の勝敗にはあまりこだわっていなかったが、

握手を交わしているうちに、無性に甲府に勝ちたく、そして、広島に挑戦したくなったぞ。

というわけで、天皇杯の甲府戦。相手は残り3節となったJ1で現在15位。

降格圏の16位湘南とは勝ち点差9&得失点差の開きが14。J1残留が事実上決定

<甲府が2点差で3連敗し、湘南が2点差で3連勝しても、甲府が上位

札幌とは対照的に「天皇杯>J1」というスタンスで臨める状況にある。

要注意の選手には、川崎を離れて途中加入したFWパトリックを挙げる。

甲府は今季前半戦の17戦、7連敗を含む3勝5分け9敗と苦しんだが、

パトリック獲得後の後半戦は、14戦で5勝5分け4敗と持ち直した。

ここまで出場停止1戦を除く13戦に出場して5得点。

数字のみを見てもピンとこないが、その強いフィジカルや前への推進力、

シュートの意識の高さは、甲府の復調に大いに貢献していると考える。

一人で何とかしてしまうFWなので、札幌のDF陣はかなり手を焼くかも。

その札幌は、岐阜戦から中2日&熊本への長距離遠征という事情もあって、

磐田戦と同じく、U18出身の若手中心に切り替わったメンバーになると思われる。

そんな状況で期待したいのが、ベテラン砂川誠

累積警告で最終節の北九州戦をフイにした分、この一戦で大いに暴れてほしい。

現在の札幌で、06年天皇杯の甲府撃破を経験した唯一の選手でもある。

ベテランと若手で力を合わせて、8強進出を遂げてほしい。


  • J3その後

町田、金沢、秋田、福島、YSCC、相模原、長野、藤枝、琉球の9クラブの加入を承認。

また、JリーグU22選抜の加入も正式に決まった。地域リーグからは盛岡の加入が濃厚。

これに鳥取or讃岐を加えた12クラブ・選抜で初年度をスタートする運びに。

なお、来月1日&8日に、鳥取と讃岐の入れ替え戦を開催することも決まったが、

その前提として、以下の異例の条件が付いた。

「讃岐が24日のJFL最終節で1472人以上集客=ホーム平均3千人集客を達成」

確かにホーム最終戦で1500人集められないクラブがJ2に入っても不安だらけだが。

最終戦の相手はホンダロック。ロックの最終戦も思わぬ形で注目されることに。

ちなみに、讃岐は前回のホーム戦の相模原戦で観客2879人を集めている。

  • 親善試合

日本3対2ベルギー 現在のベルギーに逆転勝ちは快挙。ザックへの手の平返し始まるか。

  • W杯予選欧州PO

本戦出場を決めたのは、ポルトガル、ギリシャ、クロアチア、そして3発大逆転のフランス

イブラのスウェーデン、ルーマニア、小国アイスランド、悪夢のウクライナは無念の涙。