10日夜の日テレ「有吉反省会」。藤波×長州の「滑舌名勝負数え歌」には大笑いした。
同時に、この2人がニュー・リーダーだった時代の新日本の若手の心労を思うと泣けた。
だって、この2人に加えて、日明兄さんまでいたんだぜ・・・
さて、本日は藤波も長州もできなかった老舗3団体のリーグ戦完全制覇について。
永田さん祭りになった10日の後楽園。NOAHのグローバル・リーグ最終戦を語る。
優勝決定戦進出の可能性があったBブロックの杉浦だが、対戦相手の谷口が大暴走。
レフェリー失神の合間に、イス攻撃も急所攻撃もやりたい放題。
チョークスラムからマイバッハ・ボム、そしてマイバッハ・プレスで杉浦を沈めた。
杉浦は勝ち点6のまま、殊勲賞に終わった。
こちらも優勝決定戦進出の可能性があったAブロックの関本。
ド迫力のぶっこ抜きジャーマンなどを見せたが、これまた勝ち点6止まり。
ただ、会場人気は抜群で、敢闘賞を受賞した。
勝った方が優勝決定戦に進むBブロックの丸藤×永田さん戦。
序盤に永田さんとのロックアップを拒んだ丸藤が不知火を炸裂させた。
だが、このリーグ戦で猛威を振るったパーフェクト・フェースロックは不発。
続いて仕掛けたタイガー・フロージョンも未遂に終わった。
丸藤の攻めをしのいだ永田さんは垂直落下式ブレーン・バスターから
このバックドロップ2連発。一気の猛攻で丸藤から3カウント。
あと一歩で優勝決定戦を逃した丸藤は勝ち点8で技能賞に終わった。
これも勝った方が優勝決定戦に進出するAブロックのKENTA×森嶋戦。
森嶋が体格差を生かした拷問コブラでKENTAを締め上げた。
KENTAはコーナーからのフット・スタンプ。ダイナミックな攻めで反撃。
とっておきのトペを狙った森嶋だが、KENTAはキックで迎撃。
長期欠場の遅れを取り戻すのに必死の森嶋は、ジャーマンでKENTAをぶん投げる。
そして、このバックドロップでKENTAを沈めた。
奇しくも、A・Bともにブロックを制した技が岩石落としになった。
勝ち点8同士の優勝決定戦。永田さんはまず右腕を集中攻撃。白目式腕固めも有効だった。
だが、最初にバックドロップを放ったのは森嶋。しかし、3カウントは奪えず。
負けじと永田さんもバックドロップ2連発。こちらも3カウントならず。
だが、永田さんには奥の手が。秋山直伝のリストクラッチ式エクスプロイダーがとどめに。
田上社長が永田さんに優勝トロフィーを授与。
かつてシングルで対戦した他団体の選手に栄冠をさらわれて何を思うのか。
表彰式で対峙した永田さんとKENTA。KENTAは来月7日の有明でGHC戦を提案。
「おまえの挑戦、受けてやるよ」とあくまでも上から目線の永田さんに対して、
「時代を戻すわけにはいかない。あんたを倒して、オレがこの団体を引っ張る」と
KENTAは宣戦布告。この一騎打ちは楽しみだ。
「ザ・スコアー」のテーマに乗って、ナガダンス&敬礼ポーズを披露した永田さん。
秋山の技で勝った新日本の選手が緑のリングで踊る風景
NOAHシンパにはこれ以上ない屈辱だろう。
しかし、NOAHシンパが嘆くべきは、このバッドエンドではないと思う。
わずか3年前は日本武道館だったグローバル・リーグ最終戦が
現在は後楽園ホールというNOAHの凋落こそを嘆くべきだろう。
- おまけ
NOAHシンパの落胆をよそに、新日オタは大いに盛り上がった大会だったね。
でも、ダンマクぐらいはちゃんと張ろうよ。何だよwww「鬼込めて」ってwww
- 新日本東京ドーム大会
1・4のカードが一部発表。
オカダ×内藤のIWGP戦&中邑×棚橋のインタコンチ戦がWメーンに。
しかし同時に、この2戦の試合順をファン投票で決めるという異例の発表も。
そこまで内藤の会場人気の無さが心配かなあ。
IWGP王者とG1覇者の対戦がドームの大トリにならないのは由々しき事態だと思うが。