

いよいよ姿を見せたそれは、おぞましいまでの
異臭を放ち、悶々と立ちこめる黒き気質(障気)は、
とどまることをしらず立ち上っていた

なるほど


みんな鑑定に来れないわな~ぁ

今日の鑑定のキャンセルが相次いだのは、
事前にこの事を察知した、お客さん達の守護霊さんが
足を遠のかせたことを今、理解した

こんなの側にあったら、普通に障気に当てられちゃうもんな~ぁ


私は、取り敢ず壺の周りに法具で結界を張り
異臭と障気を押さえ込んだ




(私の法具達で~す

透明「しかし、とんでもない代物だね~

タイ「そんなに厄介なもんなんか

さっきまで、凹んでた泰蔵さんがやっと口を開く

透明「う~ん、今までに見たこと無い代物だよ


パル「・・・。」
パルちゃんは、こちらの反応に少し落ち込んでいた。
タイ「で


透明「う~ん


私は、少し時間をもらい解読を始める・・・。



約一時間が過ぎた・・・
透明「や、やばい


スペルの解読をしていた私は、途中でおかしなことに気がついた

それは、スペルが15分毎に違うものになって行く

要するに、スペルが生き物みたいに動きだし、組変わって行く

それこそ、150文字程度なら15分の内に消去すれば良いのだが、
この壺のスペルは軽く見積もっても20000文字以上


どんなに上手く解読出来ても、デスペルの詠唱をしている間に
15分なんてアッと言う間に過ぎてしまう


う、打つ手が無い


私が苦悶の表情を浮かべていると、泰蔵さんが話かけてくる。
タイ「どうだ



透明「・・・正直

パル「・・・・・。」
パルちゃん泣きそう・・・ううっ

タイ「・・・・・。」
透明「・・・・・。」
うわ~っ、凄いプレッシャー


でも、実際こんなのどうにか出来るのか~

確かに、他のシャーマン達がこれを断ってきた理由は
よ~く理解出来た、しかし、何とかしてあげたい・・・

でも、もし失敗したら娘さんは・・・

沢山の葛藤の中、私は最後の切り札を切る

透明「ごめん


パル「

タイ「・・・お前でも駄目か・・・

透明「ちょっと待って、私ではって言ったじゃん

パル「


透明「強力な助っ人を呼ぼうと思う

タイ「助っ人

透明「うん、多分その人なら出来ると思う


パル「ホントウデスカ

透明「うん

私は、携帯電話を取り出し電話をかけ出した

続く・・・。
これで多くの人が悩みを解決できるかもしれません

あなたの徳が積めますように

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早く 続き見たいですよぉ~(@_@)
明日うpしてぇ~すっごい 誰が来るの? 人間?妖怪?(*_*)
次回、のゥPが楽しみです
ワクワク~{キラリ}
やっぱりこういうお話はあるんだなぁ。
怖いです。
廻りに解ける人がいないときにはどーしたらいいのでしょ~?{おばけ}
毎回うpはドキドキ{爆弾}です。
{ひらめき}彫刻などでゾーとしたりするのは{どくろ}作家の思いが入ってしまっているのもこのたぐいなのでしょうか?
早く次が知りたい~{ロケット}
先生が窮地に・・・なんてはじめての展開ですね
パルちゃんの娘さんを助けなくてはいけないですからね・・・
次回を震えながらまってま~す
最近お友達なったんです。あるととっても便利♪
友達は、最近一番下のを手に旅立ちました。
私は1番右手のベルの音が聞けません。
真ん中のが欲しい~です。いっぱいお仕事してくれそう♪♪♪
本題に戻ってすごいですね~このお話。
毎回引き付けられますが、このお話が1番勉強になります。あ~生きてる人間が1番怖いよ~お(;´д`)
あ、お守り作り、楽しんでますよ~♪初挑戦した『侵食の方陣』ですが、持っていると、彼氏と言うより、眼を合わせた初対面の方に問答無用の一目惚れをされる事が増えました笑
とても使い込まれた感じに見えます。
密教の法具{はてな}{わお}
どうやって結界を張るのか気になるところです{ひらめき}
我々の守護霊さんって、先に起こる危険を察知して
足を運ばせないようなことをしてくれるなんてスゴイ{超びっくり}
守護霊さんに感謝です{ハッピー}
以前、守護霊さんの仕事を紹介したページ
{サイド}<リンク:http://yaplog.jp/uranai-diary/archive/42>鑑定ファイル6-6</リンク>を読んでからは、
毎日声をかけて感謝を伝えるようになりました{ルンルン}