呪いの壺・鑑定１５ー９

　呪いの壺・９　

４０分後・・・。

タイ「いったい誰を呼んだんだ」

透明「多分タイさんも１度は会ったことあると

　　　思うけど、私のキョウダイの一人」

タイ「キョウダイお前のキョウダイになんて

　　　会ったことあったか」

透明「だから、師匠の８人の弟子の一人」

タイ「・・・やべ～な～全然顔も覚えちゃいねぇ～や」

・・・もうろくジジイ

「カランカラン」

透明「来た」

？？「透明～来たよ～」

私は扉を開け、助っ人を迎えた

透明「円(まどか)悪いね～」

　円「ホント～　いきなりすぎだよ～」

助っ人は、前回のお話しの時に出てきた

私のキョウダイ弟子、円です

　円「あっ泰蔵さん、お久しぶりです」

タイ「おっ　おおっ久しぶりだな～すっかり大人に

　　　なっちまって」

おいおい、タイさん　円と初めて会ったのって、

もう大人になってからだよ・・・バレバレじゃん

パル「カノジョナラ、デキルンデスカ」

パルちゃんがいてもたってもいられなくなり話だした

　円「　どちら様」

私は、円に今までのことを全て話した

　円「ふ～ん、なるほど　それで私を呼んだんだね

　　　で、その壺どこ」

透明「そこに置いてあるやつ　一応、結界張っておいて

　　　あるから」

　円「了解～　ふふふんふふん」

円は鼻歌を歌いながら、壺をいろいろな角度から眺めている

すると、泰蔵さんが小声で私に話しかけてきた

タイ「おいあんな軽いので大丈夫なんか」

透明「多分、大丈夫あんな感じでも、

　　　一流のデスペランサー(呪術士)だし、

　　　私の知っている範囲ではグンを抜いて右に出るものは

　　　いないから　まさに、彼女は現代の魔女だからね」

　円「泰蔵さ～ん心配しなくても大丈夫よ～」

タイ「お、おう　たのんだ」

プッ　聞こえてやんの　今日は良いところ無しだね

しかし、さすが円　地獄耳

それから、１０分後・・・。

　円「お伺い～っ」

透明「んっ　どうしたの」

　円「これってバラバラにしてよい」

透明「えっ　でもそれって」

　円「だいじょ～ぶ　ヘマはしないから　

　　　でも高価なものなら別な方法考えるけど」

私はパルちゃんをチラッと見た

パル「オネガイシマス　ドンノホウホウデモ

　　　ヨイノデ、デスペルシテクラサイ」

　円「あははっ　ドンノドンノクラサイクラサイ

　　　面白～い」

・・・ま、まどかさん　相変わらず凄いノリですね～

しかし、彼女は何をしようというのかいったいこの壺は

次回全てが明らかになります


　　　　　　　続く・・・。





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