

両手の式神がいた部屋にゆっくりと近づく

透明「(あれ



私は、恐る恐る部屋に足を踏み入れてみるが、
何も起らない・・・。
透明「あれれ


揚羽「ご主人


透明「

揚羽の言葉に反応し、上をみる透明

そこには天井に握力だけで張り付いた
さっきの式神が

「ドスン

揚羽の発見が早かったお陰で、落下攻撃してきた腕を
避けることができた

透明「揚羽


二人とも、予定通りに

揚羽&六羽「はい

私の式神が、左右に分かれ相手を翻弄する

中央の球体から伸びた両腕にも距離としての
限界は存在する

揚羽が挑発し逃げれば、六羽が近づき挑発する

どちらにも手を伸ばせず煮詰まった両腕の式神は、
必ずターゲットをどちらかに絞らなければならなくなる

両腕「シュ~ッ

透明「きた

両手の式神は、揚羽に焦点を当て襲いかかる

透明「六羽

六羽「は~い


透明「ス~~~ッ

ハァ~~~~~~ッ
」
私の声が六羽の能力で膨張
音撃として両腕を襲う
両腕「
」

私の声が六羽の能力で膨張

音撃として両腕を襲う

両腕「

音の波長は、全ての波長に同調する

だが、音波が波長をこえる波をもたらせば、
全ての波は飲み込まれ、破壊される

両腕「シュ~ッ

揚羽「・・・・両腕沈黙です

当然、両腕を操っている波長も破壊され、
両手の式神は動かなくなる

だが、それだけが目的じゃない

破壊された波長は、当然、波の発信元へ・・・。



揚羽「そこですか

揚羽が波の発生源を見つけその者を
押さえつける

透明「・・・・・こいつが・・・。」
続く・・・。







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六羽ちゃんの音波攻撃
黒揚羽ちゃんとのコンビネーションも良いですね