真夏の怪談
・・・一話目
(夜行列車)・6
いつも通りの満員電車・・・。
何となく、僕は通勤電車に乗っているのだと
自分を納得させ、電車に乗り続ける・・・。
しばらくして・・・1つ目の駅に到着
そこで乗客の半分くらいがいなくなる・・・。
2つ目の駅では、またその半分がいなくなる
3つ目の駅についた時には、乗客が数えられる
くらいまで減っていて、僕も座ることができた
山目「珍しいなぁ~
いつもなら最後まで
ギュウギュウなのに・・・。」
不思議な光景に首をかしげていたが、
何となく今日はラッキーな気がして、
空いている電車を満喫していた
そこから、長いトンネルに入る・・・。
山目「う~ん
・・・何でだろう
昨日寝てから今までの記憶が曖昧だ。
・・・何か俺、変なのかなぁ
う~~~~ん
」
少し落ち着いた状況で、僕は記憶を辿っていたのだが
何故か何も思い出せない・・・。
さらにトンネルを抜けた後も考え込んでいた僕は
ふと何かに気がつく・・・。
山目「えっ
・・・・。」
目の前に広がっている光景に、また頭がついて行かない
山目「な、何で
さっきまで
何で夜みたいに暗くなっているんだ
」
トンネルを抜けた後だったのかもしれない。
辺りは一気に暗くなり、電車の窓からは
綺麗な星空が見えていた
何が何だかわからない僕は、周りの人の
反応を見ようと初めて乗客に目を向ける
山目「
」
一瞬にして背筋が凍る
目の前に座っている男性が
こちらを覗き込むように凝視している
いや男性だけじゃない
この車両に乗っている全ての乗客が
自分を見ている
僕は、その視線に居たたまれなくなり
車両を変えようと席を立ち、
隣の車両まで歩き始める

その間も、乗客の視線は歩いている僕に
注がれているのが分かる
山目「(き、気持ち悪い・・・
どうなってるんだ
)」
隣の車両に移った僕は、次の駅で一旦
降りることを心に決めていた・・・。
山目「(この車両には誰もいない・・・いや、
奥に一人だけ女性がいるみたいだ。)」
それでも大勢に覗き込まれるよりはマシだと
その車両に腰をおろす
状況が全くわからない僕は、ここで一度
大きく深呼吸をして、頭を整理することに・・・。
山目「(俺は、いつも通り通勤電車に乗って
会社に行くところ・・・昨日からの記憶は
よく思い出せないけど、会社に辿り着ければ
何か思い出すだろう
・・・でも何で
外は夜みたいになっているんだ

オカシイだろう
何故か携帯もないし、
今の時間もわからない・・・・
・会社に連絡もとれない・・・。
とにかく、会社のある駅までは、後3つだ
一旦、次の駅で降りたとしても、直ぐに
次の電車が来るだろうから、もう少しだ
・・・だけど、この電車の乗客は
なんで俺を見ていたんだ

俺、何か変なのか
ワケがわからないことばかりだ
)」
必死に思い出そうと、自問自答を繰り返していた・・・。
山目「・・・・おかしいなぁ

次の駅に着くのに、こんなに時間
かかったっけ
」
体感で感じている時間が以上に長い
通常は一駅区間なんて2、3分程度のハズなのに
もう10分くらい経っている気がする
駅に到着しないイライラが徐々に募って行く・・・。
「カツッ
カツッ
カツッ
カツッ
」
山目「
」
何かが近づいてくる音がする・・・。
続く・・・。
昴と透明先生のお店
Guardian Jewelry Access
是非ごらんください

https://guardian-jewelry.com/


いつも通りの満員電車・・・。
何となく、僕は通勤電車に乗っているのだと
自分を納得させ、電車に乗り続ける・・・。
しばらくして・・・1つ目の駅に到着

そこで乗客の半分くらいがいなくなる・・・。
2つ目の駅では、またその半分がいなくなる

3つ目の駅についた時には、乗客が数えられる
くらいまで減っていて、僕も座ることができた

山目「珍しいなぁ~

ギュウギュウなのに・・・。」
不思議な光景に首をかしげていたが、
何となく今日はラッキーな気がして、
空いている電車を満喫していた

そこから、長いトンネルに入る・・・。
山目「う~ん


昨日寝てから今までの記憶が曖昧だ。
・・・何か俺、変なのかなぁ

う~~~~ん

少し落ち着いた状況で、僕は記憶を辿っていたのだが
何故か何も思い出せない・・・。
さらにトンネルを抜けた後も考え込んでいた僕は
ふと何かに気がつく・・・。
山目「えっ

目の前に広がっている光景に、また頭がついて行かない

山目「な、何で


何で夜みたいに暗くなっているんだ

トンネルを抜けた後だったのかもしれない。
辺りは一気に暗くなり、電車の窓からは
綺麗な星空が見えていた

何が何だかわからない僕は、周りの人の
反応を見ようと初めて乗客に目を向ける

山目「

一瞬にして背筋が凍る

目の前に座っている男性が
こちらを覗き込むように凝視している

いや男性だけじゃない

この車両に乗っている全ての乗客が
自分を見ている

僕は、その視線に居たたまれなくなり
車両を変えようと席を立ち、
隣の車両まで歩き始める


その間も、乗客の視線は歩いている僕に
注がれているのが分かる

山目「(き、気持ち悪い・・・

どうなってるんだ

隣の車両に移った僕は、次の駅で一旦
降りることを心に決めていた・・・。
山目「(この車両には誰もいない・・・いや、
奥に一人だけ女性がいるみたいだ。)」
それでも大勢に覗き込まれるよりはマシだと
その車両に腰をおろす

状況が全くわからない僕は、ここで一度
大きく深呼吸をして、頭を整理することに・・・。
山目「(俺は、いつも通り通勤電車に乗って
会社に行くところ・・・昨日からの記憶は
よく思い出せないけど、会社に辿り着ければ
何か思い出すだろう

外は夜みたいになっているんだ


オカシイだろう

今の時間もわからない・・・・
・会社に連絡もとれない・・・。
とにかく、会社のある駅までは、後3つだ

一旦、次の駅で降りたとしても、直ぐに
次の電車が来るだろうから、もう少しだ

・・・だけど、この電車の乗客は
なんで俺を見ていたんだ


俺、何か変なのか

ワケがわからないことばかりだ

必死に思い出そうと、自問自答を繰り返していた・・・。
山目「・・・・おかしいなぁ


次の駅に着くのに、こんなに時間
かかったっけ

体感で感じている時間が以上に長い

通常は一駅区間なんて2、3分程度のハズなのに
もう10分くらい経っている気がする

駅に到着しないイライラが徐々に募って行く・・・。
「カツッ




山目「

何かが近づいてくる音がする・・・。
続く・・・。







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やっぱり怖い話は昼間が1番👍
山目さんが生きている人間だからこその反応か💦
この気持ち悪さは、世にも奇妙な物語という感じ((( ;゚Д゚)))
そんな領域にさらりと案内できる六羽ちゃんの能力はチートですね👏
売り出しタレントさんなら狂喜でしょうが、たくさんの視線はかなり凶器💦
本人は寝てたつもりなのに、体はけっこうな距離移動しているのだから、実際は夢遊状態だったなら、途中、事故とかならないでよかったと思う半面、無意識下の移動が、実体の移動をも可能にするような不可思議現象もありそうだし
というのも、私の粗忽さだけでは説明しきれない、動かす理由もないのに、昨日まではあったはずのモノが消える現象複数回体験ゆえ
ライブチケット、法具・・・なんで消えるのか
見えない小人ならイタズラが過ぎるざます(´;ω;`)
比較する現象が微妙違う気もするが、こんなに書いちゃったし、いいんだ!
そのせいもあって、理由の解らない現象や存在はストレスになるけれど、ひと様によっては、ほどほどなら刺激がたまらんというし、山目さんは、この体験経て、どんなビフォーアフターあったのかなあ
その女性は、山目さんに関係する方なんでしょうか?
例えば、山目さんが小さい頃に亡くなったお母様とか…(←勝手に○してスミマセン(_ _;))