

智則「実は・・・。」
朝比奈 智則くん
19歳


有名大学に通う、このイケメンくんは、
彼が中学生の頃からの付き合いで、
当時は、色々と問題のある子だった

この問題というのが、少し複雑で、
思春期の頃は、素行に問題があり、
俗に言う不良の部類に入っていたように思われる

よく、私のところに来てはダラダラしていたが、
それだけであれば、大した問題ではなかった

彼の問題・・・それは、幼い頃より制御できない
能力があったこと・・・つまり霊感が異常に強く、
能力があったこと・・・つまり霊感が異常に強く、
その上、憑依体質という難点もあり、当時はかなり
手間をかけさせられた覚えがある

しかし、この霊感も思春期特有の感受性が大きく
関わっていたようで、高校に入る頃には能力も
徐々に安定、感も閉じていった

今では、特に霊が視えることも無くなったようだが、
何故か、今はこの能力に興味を持ってしまったようで

智則「とにかく、使えなくなった霊感を、
また、使えるようになりたいんです
」

透明「う~ん
・・・折角閉じて、安定しているのに、

何でまた、使えるようになりたいと思ったの
」

智則「うっ
・・・・と、とにかく、自分の力ですから、

そろそろ、受け入れたいなぁ~
と思って・・・。」

透明「・・・・怪しい・・・・。」
智則「あ、怪しくなんてないですよ~

先生
お願い
また、使えるようにして
」



透明「・・・女の子が視えます
」

智則「うっ
」


透明「昔は霊感があって、大変な思いをしたことが
武勇伝のようになっているように感じられます
」

智則「あっ
先生
ズルい
」



透明「ズルくなんてありません
・・・女の子に良いところを

見せたい下心が視えます
」

智則「ううっ
マジで、勘弁して~
」


透明「はぁ~
・・・・中坊か


あれだけ酷い目にあったのに、忘れたわけじゃないでしょ
」

智則「そ、それは、覚えています

ただ・・・どうしても、今だけ視れる目が
欲しいんです
」

透明「今だけ
」

智則「はい
」

透明「・・・・。」
何だろう
若気の至りかと思ったけど、

ただ良い格好をしたいだけという訳じゃないようにも
感じる・・・確かに、馬鹿ばかりやっていた子だが、
感じる・・・確かに、馬鹿ばかりやっていた子だが、
決して根は悪くない・・・仕方がない、少し話をきいて
判断するか
判断するか

続く ・・・。







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