

久繁「資格か
・・・確かに、その言葉が
当てはまるだろうな・・・。」

当てはまるだろうな・・・。」
透明「・・・・。」
久繁「我々、霊界に住まう者は、現し世(うつしよ)との
繋がりを持つにも、双方の干渉がなければ、
繋がりを強く保てんのだ・・・。」
繋がりを持つにも、双方の干渉がなければ、
繋がりを強く保てんのだ・・・。」
透明「(やはり、ご供養やお墓参りは、
されていませんでしたか
)」
されていませんでしたか


久繁「それどころか、仏壇すら手をかけずじまいのようだ
」

あの世とこの世の橋渡しは、あくまでもお互いが
結び合うことを望むことでしか繋がることは
難しい・・・。
そういう意味でも、他界後の50年は、霊界における
救済措置でもあるのだが、その後は、先祖と子孫の結びつき
の強さで、お互いの干渉力が決まってくる

私が資格と言ったのは、この干渉力を生むための行動

それは、定期的なお墓参りやご供養、仏壇の管理、
そして、何よりも大切なのは、故人を想い、
ご先祖様を大切にする心のあり方だと私は認識している
ご先祖様を大切にする心のあり方だと私は認識している

人間は誰しも、ご先祖となる故人から血脈を受け継ぎ、
今を生きている・・・なればこそ、その存在は忘れては
ならないのだと思える・・・。
ならないのだと思える・・・。
透明「(お気持ち、お察しいたします
・・・子孫を想い
手を尽くしているのに、受け取ってもらえない
というのは・・・お辛いですよね・・・
)」

手を尽くしているのに、受け取ってもらえない
というのは・・・お辛いですよね・・・

久繁「はははっ
お前は、良いやつのようだな
儂ら霊界の者の気持ちまで汲み取ろうとは
しかし、案ずることはない
先祖というものは、どんな者でも霊界に入れば、
子孫が気になるものなんだよ
だから、子孫が受け取らないからと言って、
手を差し伸べないものなど、少ないものだよ
」


儂ら霊界の者の気持ちまで汲み取ろうとは

しかし、案ずることはない

先祖というものは、どんな者でも霊界に入れば、
子孫が気になるものなんだよ

だから、子孫が受け取らないからと言って、
手を差し伸べないものなど、少ないものだよ

透明「(そうでしたか
・・・その言葉を聞いて
安心しました
それでは、もし、あなたの子孫であるこの歌穂さんが、
資格を復活させることができれば
)」

安心しました

それでは、もし、あなたの子孫であるこの歌穂さんが、
資格を復活させることができれば

久繁「もちろん、私は送り続けるぞ
そこは、約束しよう
」

そこは、約束しよう

私は、小さくガッツポーズをとる

透明「(久繁さん
このまま、少し待っていて
もらえますか
)」

もらえますか

久繁「
」

私は急いで、歌穂さんへ久繁さんとのやり取りを
お話する・・・。
歌穂「そうだったんですか
・・・私、全然知らなくて・・・
」


透明「歌穂さん
ひとつ、お願いして良いかな
」


歌穂「はい
」

透明「今、君のご先祖様と交信したままの状態
なのだけど、歌穂さんの気持ちを、ご先祖様に
伝えてくれないかな
」
伝えてくれないかな

歌穂「えっ
で、でも、どうやって
」


透明「そこは、私が上手く繋いであげるから

ここで、手を合わせて
ご先祖様に声をかけて
くれると嬉しいんだけど
」

くれると嬉しいんだけど

歌穂「は、はい
やってみます
」


歌穂さんは両手を合わせて祈りだす

すかさず、ご先祖様と歌穂さんの縁糸に、
歌穂さんの想いをのせる透明・・・

歌穂「・・・ご先祖様・・・・。」
久繁「おお
・・・・・そうか・・・そうか・・・
うむ・・・うむ
・・・大丈夫だ
私が守ってやるからな
」


うむ・・・うむ


私が守ってやるからな

透明「くすっ
」

よし
上手くいったようだ


先程もお話したように、何よりも大切なのは、
ご先祖様を意識し、敬う心

これで、縁糸も強化できて、家系の運は
運ばれてくるようになるだろう

久繁「透明とやら
礼を言うぞ
」


透明「(いいえ
こちらこそ、ありがとうございます

お忙しいのに、お呼びだてしてしまい、
申し訳ありませんでした
)」




お忙しいのに、お呼びだてしてしまい、
申し訳ありませんでした

久繁「はははっ
なんの
なんの
良き時間だった
」



良き時間だった

ご先祖様は、満足そうな声で交信を終える・・・。
歌穂「先生
本当にありがとうございました


何だか、わからないのですが・・・。
気持ちが、暖かくなりました

私、今週のお休みに、ご先祖様のお墓参りに
家族を連れて、行って来ようと思います
」

透明「うん
それは、ご先祖様もお喜びになると

思うよ

さて、それじゃぁ~、次に行こうか
」

歌穂「えっ
」

透明「歌穂さん
お墓やご先祖様の問題は、

ここで全て正しておかないといけないから、
まだまだ、やることは山積みだよ
」

歌穂「は、はい
」


透明「さて、次は、海洋散骨されてしまった、
お祖父様だね
」
お祖父様だね

次回、お祖父様の御霊を救う方法を考えます 

続く ・・・。







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