

透明「けほっ
」

呼吸を整える透明先生・・・。
呼吸が整った第一声

透明「か~む~な~ぎ~~~~っ 

何で嘘つくんだよ~~~~っ 
」


神凪「馬鹿を申すな
我が思い出している最中に走り出したのは
お主であろううが~~~
」

我が思い出している最中に走り出したのは
お主であろううが~~~

透明「ううっ



でも、死ぬところだったんだぞ~~~
」


神凪「はぁ~
・・・お主は、死にたがりなのか
生きたがりなのか
はっきりせい
無茶を平気でやる割には、生を信じ切っておる
まったく、お主のような者を見たことがない
」


生きたがりなのか


無茶を平気でやる割には、生を信じ切っておる

まったく、お主のような者を見たことがない

透明「へへへっ
ちょっとは、興味出てきた
」


神凪「なっ
ふざけたことを申すな
」


透明「
」

神凪「気づいたか
」

透明「う、うん
・・・この階層が最後だね
」


神凪「いかにも・・・。」
この階層の一番奥だろうか

今まで感じたことが無いほどの霊圧を感じる・・・。
これが、この島の・・・弥勒庵の核となる龍穴

しっかりと意識を保たねば、意識が飛んでしまうような
恐ろしい感覚が流れ込んでくる・・・。
一体、この先に何が待っているのか

私は、ゆっくりと歩きだす・・・・。
神凪「おい
待て
」


透明「えっ
なに
」



神凪「なにではない
お主わかっているのか
」


透明「何を
」

神凪「この先に待っているのは、日ノ本最高の術式だぞ
そんなボロボロの状態で、お主は何をしに行くのだ
」

そんなボロボロの状態で、お主は何をしに行くのだ

透明「そんなの決まってるじゃん

ここを形作っている法陣式を破壊する
」


神凪「

ば、馬鹿な真似はよせ
お主、本当に死ぬぞ
」


透明「あれ~っ
もしかして、心配してくれてるの~
」



神凪「なっ
なにを馬鹿なことを
」


透明「くすくすっ
冗談だよ


でも、もし、ここで私が死ぬことがあっても、
必ずここの法陣式だけは破壊してからにするよ
」

神凪「お主・・・。」
透明「まあ、死ぬ気なんてサラサラないけどねぇ~
」

神凪「はぁ~ 
」


透明「だって~
ここで死んじゃったら、このことを

ブログに書けないし

代わりに昴とか円が透明の最後として書いていた
としたら、めちゃくちゃ怖いじゃんか~
」
としたら、めちゃくちゃ怖いじゃんか~


神凪「な、何を言って
」

透明「それに、こんな超~カッコイイ活躍の場で
帰ってこれたら、ムッチャカッチョいいし

モテモテかもしれないじゃんか~~~っ 
」


神凪「お、おい
・・・落ち着け
」


透明「それに、それに、まだまだ、食べに行っていない
スイーツ店もいっぱいあるし

こりゃ~
解決して帰るしかないでしょ~~~っ 
」



神凪「・・・・お主が言っていることが、さっぱり
分からん
ただ、全てが台無しになっていることだけは、
何となくわかるぞ
」
分からん

ただ、全てが台無しになっていることだけは、
何となくわかるぞ

透明「それに
」

神凪「ま、まだあるのか
」

透明「無事に、神凪との約束を果たさないとね
」

神凪「
」

透明「ということで
最後の部屋に入りましょうか
」


神凪「・・・・ともしよう・・・。」
透明「くすっ
」

最後の部屋までは、一本道・・・。
途中でトラップなどがあると思っていたが、
多分、老朽化のせいで発動しなかったフシがある

そんなこんなで、最後の部屋の扉の前までやってくる

いよいよ
この弥勒庵の心臓とご対面だ 


続く ・・・。







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