



さて、昴のお手並み拝見

私はねこカフェスペースを一周回り
簡易的な結界を張って行く

透明「OK


昴は一度頷くとポケットからネックレス
のようなものを取り出し首にかける

透明「なにそれ

昴「んっ

持ってきた

透明「それはわかるんですけど

昴「だから、邪気を祓うものだよ


透明「

昴は相変わらず無愛想な面持ちで
黒い影に向かって行く・・・。
でも、なんだろう

本来なら、邪気と共に除霊すればいいはず
なのに、何であんなアイテムをワザワザ
作ってきたんだ


私は昴の行動がいまいちわからずにいた・・・。
透明「・・・・・気になる


昴のことは信用しているが、何故か行動に
安心感が無い

私は昴の行動を逐一はかるため、聴力を最大限に
昴の動向を見守る

~・~・~・~・以下、昴のやり取り~・~・~・~・~
一度カフェを出た昴は猫達がいるガラス張りの部屋
から見えるペットショップ側に回り込む

そこから3メートル付近に例の黒い影がいるのだが・・・。
透明「おいおい



通常なら距離は十分

出来るはず・・・。
なのに昴は止まらない


昴「頼むよ相棒

ペンダントに軽くキスをした瞬間

昴は黒い影の中に飛び込む■


透明「お、おい


あれほど高濃度の邪気に入ってしまえばいくら昴でも
身体が蝕まれてしまう

焦る透明を他所に、昴の祓いがはじまる

続く・・・。
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