オフの日(お付き合い編)・5
透明「」
何故か一匹のねこが近づいてくる
そのねこを除けるように他のねこが
道をゆずる・・・。
ねこ「・・・・じ~っ」
な、なんだ凄いみられてるんですけど
ねこ「・・・あなた、私の言葉わかるの」
透明「・・・えっ、う、うん」
ねこ「そうなんだちょっと失礼」
猫はひょいっと私の膝に乗ってくる
透明「あ、あの~何か」
ねこ「いや~なにね少し話をしようかと
思ってね」
思ってね」
透明「・・・・・・」
店員「あら~っクロ
珍しい」
珍しい」
透明「へっ」
店員「この子、クロって言って滅多に人に
なつかない子なんですよ
このカフェの中ではボス的存在で
人前にもあまり顔を出さない子なのに
よっぽどお客様を気に入ったんでしょうね」
透明「そ、そうなんですか」
店員「はい」
クロ「まったくよく口が回るもんだ」
透明「えっ」
店員「」
クロ「いつもこの人はそうなんだよ
何でもかんでもあたしらのこと
知ったような口ぶりでさ」
何でもかんでもあたしらのこと
知ったような口ぶりでさ」
透明「(あ、あの~クロさん今はお静かに)」
店員「あの~どうかされましたか」
透明「いやいやいやいや何もないですはい
そ、そう言えば、暑くなって来たので、
アイスコーヒーをいただけますか」
店員「わかりました少々お待ちを」
透明「・・・・・ふう~っ危ない危ない」
クロ「まったく、人間というのも大変だね」
あんたがそうしたんでしょうが~
透明「ところで、話って」
クロ「あなた、あそこの部屋にいるの視える」
透明「えっあそこって・・・」
クロ「やっぱり視えるんだね」
なんだ背筋がゾクッとした
ねこカフェの仕切りから出たすぐ脇の角
黒い影が漂っている・・・。
透明「・・・・・。」
私は、咄嗟に顔つきを変え身構える・・・。
昴「・・・・・」
何だろう昴がチラリとこちらをみた
気がしたが・・・。
気がしたが・・・。
続く・・・。
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