オフの日 (お付き合い編) ・4
ねこ「にゃ~っ」
しばらく放心状態だった透明先生
ねこの鳴き声で意識を取り戻す・・・。
透明「はっここはどこ私は誰」
混乱しすぎ・・・
ふと周りを見渡すと、何故か皆が
こちらを見ている・・・
こちらを見ている・・・
昴「はぁ~透明は昔からそうだったけど
何でお前んとこの方が一人多いんだよ」
透明「はあお前なにいって・・・」
周りから見るとちょっと異様な光景・・・。
何故か店内のねこ達が昴と私の周りに集まって
集会をしているような状態
気づけば膝の上から背中、両脇にいたるまで
ねこでビッシリ
昴「お前なんて連れて来なきゃ良かった」
透明「何で焼きもちやいてんだよ
それより、何なんだここは」
昴「えっねこカフェ」
透明「ち、ちが~う
何でここに来たんだよ
お前、助けてくれとか言ってたじゃないか」
昴「あっあ、あ~っ・・・それは
あの、ほら日頃の仕事が忙しすぎて
ストレスがたまっちゃったから、
癒してもらおうかな~って思ってさ~
まぁ一人じゃなんだし、日頃ストレスフルな
透明も誘ってみようかな~なんて思って」
透明「嘘つけ~っ
一人じゃ流石に恥ずかしいから誘ったんだろ~
それにお前、ポイントカード持ってたってことは
陣とか誘ってきてたんじゃないのか
ストレスがたまっちゃったから、
癒してもらおうかな~って思ってさ~
まぁ一人じゃなんだし、日頃ストレスフルな
透明も誘ってみようかな~なんて思って」
透明「嘘つけ~っ
一人じゃ流石に恥ずかしいから誘ったんだろ~
それにお前、ポイントカード持ってたってことは
陣とか誘ってきてたんじゃないのか
それが今回は、陣に断られたから
俺を誘ったってところだろう」
昴「す、凄いなお前超能力者みたいだな」
透明「わからいでか~~~~っ」
昴「だってよ~陣のやつ、茜ちゃんにバレると
浮気しているみたいで嫌だからって・・・」
透明「はぁ~どいつもこいつも」
ちなみに、茜ちゃんは陣家の愛猫です
昴「しっかし相変わらず、動物に好かれるの
なおってないんだな
なおってないんだな
俺も好かれる方だけど、お前とは
別物のような気がするよ
この前なんて、カラスが肩に飛び乗ってきた
じゃんか~
普通カラスが気をゆるして人に
とまったりするか~
お前、何か美味しそうな臭いでも
発してるんじゃないの 」
発してるんじゃないの 」
透明「あのな~人を食べ物扱いするな~」
(実話です・・・。)
透明「しかしお前が、ねこカフェとは・・・」
昴「な、なんだよ別にいいだろ」
透明「いいけどね~っにやにや」
昴「ふん何とでも言え
な~ぁミ~コ」
ねこの両手を持って楽しそうにしている昴
こいつ、普段はあんなに仏頂面してるのに