



憑依を昇華し、頼まれた案件を
こなした私達は、根津さんの待つ部屋へ・・・。
昴「・・・お前、顔青いけど

大丈夫なのか

透明「うん、数が多いから少し
手間取ってるだけ


昴「まったく

早死にするぞ

透明「わかってるよ



部屋に入った私達は根津さんに話しかける

透明「お待たせしました

大丈夫ですよ

昴「すぐには目を覚まさないと思いますけど、
目を覚ましたら、いつもの彼に戻って
いるはずですから、安心してください。」
青木「おお~っ



透明「今、先ほどの部屋で寝かせているので
誰かついていてあげてくださいね

根津「本当に、本当にありがとうございます

祖母「先生・・・どうもありがとう

祖父「ありがとうございました

私がついています

皆さん一様に喜びあっているのだが・・・。
その中で私だけが顔を曇らせていた

昴「・・・透明

透明「ああ


昴「

透明「根津さん


根津「はい

透明「根津さんのお子様は連夜くん1人ですか

根津「

娘がおります・・・・・。」
透明「娘さんは

根津「ええ・・・実は、連夜がおかしくなる前に
娘のが体をこわしてしまい、今は病院で
治療中でして・・・。」
祖母「お医者様が言うには、風邪か何かの
ウィルスが脳に回ってしまっている
とのことなのです・・・。
その後、連夜がおかしくなってしまい、
立て続けに不幸なことが起こるので
家が呪われているのではないか

話していたんです・・・

昴「・・・透明

透明「う~ん

根津「

透明「本体はそちらみたいだな・・・。」
意識体が残るほど強い念をはらんでいて
本体であるネズミの霊がいないのは
腑に落ちない・・・。
私は、根津さんにことの真相を話す

続く・・・。
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